思い出の地・鶴川
小田急線の鶴川駅にやってきた。なぜ、鶴川なのか。鶴川は学生の頃に通っていた町で、4年間を過ごした町だ。
すごく楽しい思い出はないし、友だちと騒いだりしたこともない。話せる友人はいたが、基本は休憩スペースで寝てたり、ゲーム(モンスターハンターポータブル2nd Gやリンダキューブなどをやっていた)クイズの本を見たり、ラジオを聞いたりして過ごしていた。ひとりで寂しいように思うかもしれないが、それでも楽しかったのだ。
駅前は少しだけ変わっていたが、大きく変わらず、自分の知っている町の姿があった。そして、もちろんオリジン弁当もある。
オリジン弁当と出会ったのは大学生の頃である。大学の最寄り駅にオリジン弁当ができたときにふらっと入ったのが始まりだ。
総菜の量り売りというのを知らないで、食べられるだけたくさんとり、お弁当も買ったところ、大学生には痛いぐらいの金額になったことは、今でも懐かしい思い出だ。
ここのキッチンオリジンにしよう。そう思って入ったら席がいっぱいだったし、なんか昔いた准教授に似た人がいて、ドキドキしたので(あーお目当てものがなかったなー)という雰囲気を出して、別のお店に行った。完。
別のオリジン弁当に行く
勝手に食べ放題なのにひとつもメニューが出てこなくてすみません。今、行くから。本当は食べようと思っていたお店で食べられなくてお腹が空き過ぎている。町田駅周辺で倒れていたら、ぼくです。
お弁当を持って帰ると途中で冷めてしまう。イートインならすぐに熱々を食べられる。
ものすごくお腹が空いている。もしかしたら、ここのオリジン弁当の惣菜、全部なくなってしまうかもしれない。
入った瞬間、弁当が並んでいる。すごい、全部おれのものだ。違う、お金を払った人のものだよ。
大人になった今でも行くことがある。本当はお弁当に色々とおかずを追加したいのだが、「あいつ、お弁当に総菜4つもつけてるよ」と思われるのが恥ずかしく、歯を食いしばりながら弁当1個だけをレジに持って行く。
今日だけは、今日だけはその我慢を開放させて下さい。
毎回行くたびにテンションが上がる。たぶん、心のどこかに「バイキング方式で取り放題じゃん」と思っているからだと思う。違うよ。
目の前にある惣菜たちが取り放題である。バイキング会場に来たのかと思ったら、オリジン弁当だった。ありがとうオリジン弁当。
のり弁にカレーのルーをつけさせてください
さて、何を食べるか。獅子搏兎という四字熟語がある。ライオンは兎のような弱い動物を捕まえる時も全力で捕まえるということから、簡単なことでも全力で取り組むことという意味である。
最初から全力で行かせてもらう。ここで言う全力とはカレーを付けるという意味です。
のり弁だけでもおいしいのにカレーも一緒だなんて、最高じゃないか。ちなみにのり弁にからあげが2個乗っているのは、4個入りのからあげを買ったからです。
オリジンのカレーを食べたことがなかったが、お子さんでも食べられる辛くない、甘めでコクがしっかりとあるおいしいカレーだ。
それにからあげもしっかりとした味がついていて、こんなのごはんに合うに決まっているだろう。
熱々の豚汁と大好きな惣菜たち
ちょっとうますぎるな。まだまだ食べるぜ。
オリジン弁当で豚汁があるのを見過ごしていたかもしれない。他のお店でもあるのかな。でも、汁物を食べたかったので豚汁を食べよう。自分ですくって会計をするシステムだ。
人気の海老とブロッコリーのサラダに桜姫鶏のレバー煮、豚汁。からあげは先ほどの残りだが、スペース的に空いてしまったのと、さっきのせるのを忘れたのでのせた。
豚汁、たまに食べるとおいしいよな。具だくさんの豚汁、おれも将来、具だくさんになりたい。今度の人事評価のとき、目標の項目に「具だくさんになりたい」と書こうと思う。
レバーも甘辛い味付けでごはんがもりもり進む味だ。いつものり弁とレバーの甘辛煮を買っている。ほら、ぼくってレバー好きじゃないですか。