蚊取り線香が欲しい
ぬいぐるみに匂いをつけないために、煙の出ない電気蚊取りを使っている。煙がでないのはいいことだけど、本当にここから何かが出ているという実感が持てない。本当に何かの成分が出ているのだろうか。
蒸気が出ない加湿器も同じ不信感がある。何も出ていなくても気づくことができない。本当はボタンがただ光っているだけなのではないか。ずっと働いている雰囲気を出してるけど、意外とサボっているのでは……?
蚊を発見したら一応スイッチを入れるものの、つけていても刺されることがある。いや、つけていなかったらもっと刺されていたのかもしれないけど……。電気蚊取りへの不信感は募るばかり。
昔ながらの緑の渦巻きの蚊取りは、常に煙がすぅっと伸びていて目視で分かるところがいい。確実に何かが出ているという安心感。すごく効いている感じがするし、置いてあるだけで夏を感じさせる風流なところもいい。
やっぱり煙が出る蚊取りが欲しい!!
でも本当に煙が出ると困るので、ぬいぐるみで作ることにした。
作り方
渦巻きを布と綿だけでキープするのは難しいので、中に針金を入れよう!
針金の長さを決めたら、一度まっすぐ伸ばして綿を巻きつけていく。
普通の綿だと巻きづらいので、板状のキルト綿を使うことにした。
布を巻く
土台ができたら次は布を縫っていく。
アトリエを探したら、蚊取り線香を作るために買ったとしか思えないまさしくな布を発見した。蚊取り線香色と名付けよう。
伸縮性のあるジャージ生地なので、ぐるぐる巻いてもシワにならないのが良いところ。
簡単な形だから全部ミシンで縫おうと思っていたけれど、袋状にしてひっくり返すには細すぎることが判明した。
洗濯を干したのに雨が降ってきたときの悲しみに似ている……。
気を取り直し、片側だけミシンで縫って反対側は手縫いで縫い合わせることにしよう。
綿に被せる
綿を巻いた針金に合わせて、布をかぶせて縫っていく。
先の方は灰にしたいので、灰色の布を縫いつけよう。
ザラザラ感が灰っぽいので裏地を使うことにした。
蚊取り線香をの写真を見ていると、灰の根元が黒く焦げている。火をつけているときはうっすらと赤みもあるので、その部分を刺繍していこう!
刺繍したらグッと灰感がUPした。
お皿作り
ぬいぐるみといえども蚊取り線香なので、直置きする訳にはいかない。次は蚊取り線香を置くお皿を作ろう。
ウレタンで土台となる部分を作っていこう!
このお皿に、布を添わせて縫っていこう。
蚊取り線香を浮かせるための支えも必要だ。
名称がわからなかったので「蚊取り線香 浮かせるやつ」と検索したらおしゃれなデザインのものがたくさん出てきてしまった。
私がいつもぬいぐるみに求めているのは「実家感」である。おしゃれなものはいらないので、一番シンプルなデザインのものを作ることにした。
針金を入れたおかげで、しっかり支えられる強度に!安心安全の針金製。


