創意工夫を凝らした品々が、山のように、雑多にあって爆安い。フリーマーケットや蚤の市とはまた違った独特の熱気に満ちた空間をさまよい、気がついたら両手にぱんぱんの袋を抱えていた。
いまだに練馬の我が家の一角を海南が占拠し、私に使われるのを待ちこがれている。買い物の楽しみを見つけたり、思い出したりできる催しなのでほんまにいっぺん行ってみて。
取材協力:海南特産家庭用品協同組合 https://www.kainantokusankateiyk.jp/index.html
会場を買い回ると、私のぱんぱん袋はボリュームを増し、なかなかとんでもないことになった。この中から戦利品を紹介していきたい。
おばあちゃんがこれでもかというぐらい推してくるバスマット。
バスマットやキッチンマットを主力としている老舗、オカトーの商品である。
使ってみたがたしかに水はけ感がすばらしい。二人で使ってもびしょびしょにならず、陰干しで翌日には乾季のようになっていた。
もういっちょバスマットいってみよう。1934年創立、マット類やキッチン用品をはじめ幅広く家庭用品を手がけるオカのロングラン商品である。
その名にふさわしく、乾き具合はたいへん良好だ。
家庭用品まつりを語ってくれた角谷理事長が社長を務めるサンコーのコップ洗いスポンジである。丸っとしていて奥までごしごしやれて便利そうだが、いちばんのセールスポイントはピンクのアフロ部分にある。
海南のルーツであるシュロぼうきが会場で映えていた深海産業製の斬新な孫の手である。
もともとはシュロ縄を製造していたが、伝統的なシュロぼうき製造の技術を継承し、さらに発展させるべく職人育成のプロジェクトを立ち上げ、新たな工芸品として一品一品手作りの品を送り出している。
会場では何がアウトかよくわからない程のアウトレット品を格安で即売し、人気を博していた。そんな中で目が合ってしまったのがこの孫の手だ。
「使ってみたら虜になりますよ」と言われ、さっそくタワシ化した孫の手に背中をさすらせてみた。
ファーストコンタクトは結構ちくりとくる。うお、刺さってきたとなる。しかし上下に滑らすと、しなやかなシュロが心地よい刺激でかゆみをかき消すだけでなく、マッサージ感も感じられる。いい孫を持った、実家の庭はお前にやろう。
ザルとボウルが2層になった製品である。ザルの部分がくるっと回るようになっている。
野菜を入れて洗った後に傾ければそのまま水切りが可能なのだ。
まだ野菜でしか試していないがそうめんやそばを湯がいて水洗いするのにも使えそうだ。
コクボのブースはトンチが効いていながらシンプルで使いやすいデザインのキッチン用品が大放出されていて、移動が困難なほどの人だかりだった。
100均雑貨を取り扱っているが、まつりでは2品で100円というバザー顔負けの爆安ショップを降臨させていたエルオー社のブースで選んだ2アイテムを紹介したい。
推しに「推し」とつけるアクキー、この視点があったかと感服するしかない。アグレッシブな推し活にはかかせないアイテムである。
スマホスタンドはなんだろう、なんか目が合って手に取ったとしかいいようがない。ペットに感じる運命とはこういうものなのかもしれない。座らせてみると、そこはかとない哀愁が彼を包みこみ放っておけなくなる。
創意工夫を凝らした品々が、山のように、雑多にあって爆安い。フリーマーケットや蚤の市とはまた違った独特の熱気に満ちた空間をさまよい、気がついたら両手にぱんぱんの袋を抱えていた。
いまだに練馬の我が家の一角を海南が占拠し、私に使われるのを待ちこがれている。買い物の楽しみを見つけたり、思い出したりできる催しなのでほんまにいっぺん行ってみて。
取材協力:海南特産家庭用品協同組合 https://www.kainantokusankateiyk.jp/index.html
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