唯一無二の和菓子です
いただいた情報はこちら!
情報ありがとうございます! マシュマロみたいだけどもっと上品、にょーんとのびて、柔らかいけど自立する……ちょっと想像しがたいお菓子です。
早速教えていただいた公式サイトから取り寄せもうした。こういうときの手の動きは何をするときよりも速く、自分でも視認できないほどです。
良い物として貫禄たっぷりに届いたので写真多めでゆっくりお伝えしております。
同梱のパンフレットや公式サイトを見ると、「鹿の子餅」が作り出されたのは明治22年(1889年! 134年まえ……!)。
不破福寿堂の創業者が地元の山に積もった美しい雪景色と特産の絹織物をイメージして作ったんだそう。
こちらのお菓子、現在は富山県の「新大正もち米」というブランド米を使って毎日出荷分のみを丁寧に生産することで、情報提供者であるしるたんさんもおっしゃるとおり、「柔らかいのに見た目にはしっかりと角が立ち、食べれば確かなコシが有る(公式サイトより)」餅菓子であることが可能になっているとのこと。
そこに埋まる金時豆も最高に楽しみですな……。ここからは3人の会話で様相お伝えしてまいりましょう。
やわらかいのに崩れない……!?!?
古賀:開けてみますね。うわ、みっちりだ!
べつやく:すごい、あふれそう。
石川:大きく作った餅を6つにカットしたっぽいですけど、これひとつひとつに、格子状に部屋が作ってありますね。
古賀:仕切りがないとくっついちゃうのかな。よいしょ(ひとつ取り出してみる)、うわっ、やわらか!!
石川:めっちゃぷるぷるしてますね、こんなにやわらかいのに崩れないのすごいですね。
べつやく:持ってみるとやわらかさが分かる。
石川:持ち上げると形を維持できないですもんね。にもかかわらず、ちぎれない。
べつやく:不思議だね……。これは……牛皮……?
古賀:食べて驚こうと思ってまだ原材料に目を通していないんです。牛皮なのかな……。牛皮って餅粉と砂糖ですよね、このふるふる感はそれだけじゃない気がする。
べつやく:つきたての、すぐの餅ってこんなかんじだよね。
石川:あ~、でもこれ富山から送られてきたんですよね? つきたてじゃないですよね。
古賀:「淡泊で高雅な風味は他品の追随を許さない」とパンフレットにはあります。食べてみましょうかね!
石川:あ、スッと黒文字が入る。
柔らかさと味わいの訳は……
古賀:うおお、口のなかでもやっわらかい。
石川:牛皮っぽいけど、マシュマロっぽさもありますね。
べつやく:餅マシュマロみたいなね。
古賀:すごく不思議。ここで原材料見てみちゃいましょうか。
べつやく:餅をなんとかしてふわっふわにしてるんだよね。
古賀:なんらかの力で。
石川:エアリーですよね。泡っぽさというか。どうやってるんだろう。
古賀:原材料は、砂糖、もち米、金時豆……そうか! あと卵白です! 卵白が入ってるんだ。
石川・べつやく:あ~~~~!!!メレンゲだ!!!
一同:なるほどね、なるほどね
古賀:「なるほどね」が一同のあいだでこだましましたね。めずらしいですね。
べつやく:うん。ありそうでない。
古賀:あと、やっぱり金時豆いいですね。
石川:これ、豆だけ食べるときっと普通なんですよ。でも餅と一緒に食べると豆ももっちり感じる。
べつやく:ほんと! 豆もっと入っててもいいくらいだね。でもこのままでももちろんおいしい。
石川:おいしいですね!
古賀:ね! 独特さで忘れそうになるけど、すごく上品でおいしいお菓子!
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