観光トライアスロンの開催経緯
ナオ:先日、我々酒の穴が、長野件松本市で行われる音楽フェス「りんご音楽祭」にトーク枠で呼ばれたんですよね。
パリ:はい。2年ぶり2度目。
ナオ:もう永久にないかと思っていたのに、ありがたいことで。
パリ:ですよね。また酒の話をしにきてくれと。
ナオ:それで、本当はフェスを思う存分楽しみたかったのですが、残念ながら私もパリッコさんも間が悪くて、その日の夕方には帰らないとならないというスケジュールだった。
パリ:うんうん。せっかくの長野なのに日帰り。なので、出番を早めに配慮してもらって、昼の12時スタートでした。
ナオ:でした。
パリ:にも関わらずですよ? 2年前にりんご音楽祭に出演したとき、会場のすみのすみで、沖縄から「カラオケ酒場 春ちゃん」が出店してたじゃないですか。東屋を利用して、でっかいフェスの会場内で、そこだけがただのスナック状態。
ナオ:最高でした。
パリ:あまりに気に入って、けっきょくそこに入り浸って泥酔してたじゃないですか。
ナオ:そうそう。すぐそこですごい人たちがライブしてたりするのに、ずっとカラオケ歌ってるっていう。また春ちゃんのみんなが盛り上げ上手なんですよねー。
パリ:そしたら奇遇にも、今年我々と同じく2年ぶりに出店されてて、会場について出番までの間、またしても入り浸った。
ナオ:1分1秒が惜しいという感じでね。
パリ:結果、泥酔してほとんどトークできませんでした。ほんとすみません。
ナオ:まだ昼なのにね。あの磁場をまとってのトークで、ぼーっとしたまま終わってしまって、「夢かな?」みたいな。
パリ:うんうん。というか、眠気との戦いだった。
ナオ:はは。
パリ:「さて!」と、そこから松本観光がスタートするわけですよ。しかも普通ののんびりした観光じゃない、「観光トライアスロン」が。
ナオ:信じられない。スタート前にもう燃料ゼロ。
パリ:あの日は特に僕がひどすぎて、本当ご迷惑おかけしました。
ナオ:いえいえ。ただこれだけは言っておきたいんですが、私はパリッコさんに「ここは俺に任せて! 無理せず先に帰っても大丈夫です!」と、要所要所で声はかけ続けたんです。そしたら、「そうだな~。じゃああと1軒だけ行ったら帰ろうかな~」と言って、けっきょくどこまでもついてくるんですよ。酒ゾンビ!
パリ:ははは。フラフラした足取りで。
ナオ:「マンガ喫茶で寝るのはどうですか?」って言っても「松本にマンガ喫茶はないでしょ~!」って。
パリ:あるある!
ナオ:見た見た!
パリ:松本をなんだと思ってるんだ。ただね、トライアスロンの途中に仮眠するやついます?
ナオ:そうか。確かに。
パリ:気持ちだけはアスリートだったんです。そこで寝たら、ウサギとカメの寓話みたいになっちゃいますから。しかも、亀が昼寝するほう。
ナオ:はは。寓話っていうか「そりゃそうだよね話」。「足が速くて寝なかったウサギが勝ちましたとさ」。
パリ:「そりゃそうだよね」
14:20 長野名物、そば&山賊焼き
ナオ:時間が限られているので、一応事前に「こことここは行けたらいいね」と、候補地の下調べはしておいたんですよね。
パリ:ですです。フェスの会場から駅前に帰ってきて観光をスタートするのが14時すぎで、終わりが17時半目安だから、3時間ちょっとで回れるだけ回ろうと。
ナオ:本当に競技という感じ。しかも二人三脚の相手がすでに疲れ果てているという。
パリ:絶体絶命のピンチ。
ナオ:それでもお腹は減っていたから、とにかく松本といえば「そば」だと。
パリ:駅前にある「小木曽製粉所」という立ち食いそば屋に入りました。立ち食いといっても、長野発祥のチェーン店なので、完全にご当地の名物ですよ。
ナオ:そう。しかもここなら、松本名物のそばと、さらにサイドメニューから「山賊焼き」を両方ゲットできると。
パリ:チェックポイントふたつ。
ナオ:名物が1個5ポイントだから、ここだけでもう10ポイント。
パリ:うん。突然のポイント制導入に驚いていますが、いきなりの10は大きかった。またこの店が最高なの!
ナオ:安いし美味しかった! 歯切れのいいそばでね。
パリ:かけとかもりとか、基本的なものが500円なんですよね。自社製分の二八そばで、こだわりがちゃんとある。
パリ:天ぷらとかもいろいろあって、山賊焼きだけでいいのに、いきなりそそられてナス天まで取ってしまいました。美味しいけど0ポイントなのに。
ナオ:はは。無駄にね。いや、無駄ってなんだ。
パリ:勝手に決めてるルールの中で無駄。なんだけど、めっちゃくちゃうまかった!
ナオ:ほんと。ちゃんともう1回行きたい。素面で。
パリ:それにつきます。
ナオ:山賊焼きも、ふたりで分けないと多すぎるぐらいのボリュームでしたね。
パリ:山賊焼き、衣ザクザクで食べごたえもあって最高だったな~。
パリ:でもあれ? そもそもなんなんでしたっけ、山賊焼きって。
ナオ:鶏を揚げたものですよね。でっかい。
パリ:検索してみました。
「山賊焼き」
長野県中信地方(塩尻市・松本市等)の郷土料理として広まったもので、鶏もも肉を、すり下ろしたニンニクやタマネギを効かせた醤油タレに漬け込み、片栗粉をまぶして油で揚げる。端的には「鶏もも肉の唐揚げの大きいもの」で、山賊揚げとも呼ばれる。ただし、もも肉だけでなく比較的安価な胸肉など他の部位が使われる場合もある。山賊“焼き”と称するが、実際に焼いたわけではなく、調理法としては揚げる料理である。
名前の由来については、現在ふたつの説がある。
(1)塩尻市の居酒屋「山賊」を元祖とする説で、店の横には「元祖山賊焼」の石碑が立っている。前身である「松本食堂」店主の祖父夫婦が、第二次世界大戦前後のいずれかの時期に考案したという。
(2)松本市の食堂「河昌」による「山賊は物を取り上げる=鶏揚げると語呂を合わせた」とする説。
ナオ:山賊は物を取り上げる=鶏揚げる。うめえー。
パリ:うめえなー! ……いや、そうかな?
ナオ:はは。
パリ:ひとつめの説得力がすごすぎて。
ナオ:石碑あるし。
パリ:「石碑」対「ダジャレ」。
ナオ:「末長くに残るもの」対「一瞬で消えてゆくもの」。
パリ:同時多発的に生まれたということにしておきましょう。
ナオ:そうですね。勝ち負けじゃない。
パリ:どっちも行ってみたいし。
15:00 老舗角打ち「中西屋本店」
ナオ:次に、「中西屋本店」っていう古い酒屋さんで飲めるらしいというので、そこに行きました。
パリ:いわゆる「角打ち」ですね。僕はね、ここに一番感動したかもしれない。
ナオ:ね。かなり老舗でしたよ。
パリ:松本って、戦災を免れた貴重な建築物が街なかにたくさん残ってるんですよね。で、きれいな川が流れていて、北アルプスの山々も近くに見えて、本当にいい街。
ナオ:そうそう。中西屋さんの前の通りもすごく雰囲気があって。
パリ:けど、地元の常連さんたちはそれがもう当たり前で、普通にゆるっと酒飲んで過ごしてて、すごくうらやましかった。
ナオ:僕らは瓶ビールを1本頼んでシェアしつつ。
パリ:ナオさん最近、本を出したじゃないですか。『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』。その帯に社会学者の岸政彦さんが、「ただ座って飲んでるだけで、知らない人から話しかけられるひと、というのがいる。スズキさんがそんなひとだ。ちょうどよい温度の風呂のようなひと。その場に溶け込むくせに、意外に人の領域に入り込んでくる。正直、羨ましい」と推薦コメントを寄せられていて、これ、僕も一緒に飲むことが多いから、すごくわかるんですよ。僕はそれを勝手に「スズキナオ力」と呼んでいるんですが、この時も、
パリ:だもん。横、親父?
ナオ:はは。いやいや、これはもう、常連さんが本当に優しくて。
パリ:うん。本当に素敵な先輩がただった。何よりこの一角が最高すぎますよね。角打ちにある? この感じ。もはや居間ですよ。
ナオ:あんまりないですよね。だけど、メインのカウンターは130年前のものだったり。
パリ:2019から130を引いたら、1889年。明治22年。
ナオ:なんか歴史的なこと起きてそう。
パリ:ええとね、「大日本帝国憲法発布」。
ナオ:はは。ふるー!
ナオ:あとそうだ、
ナオ:も良かった。「ぼんぼん」というお祭りで、40年前の写真だそうです。
パリ:お祭りは現在も続いているようですね。
ナオ:本当だ。「松本市街地に踊り手2万数千人、見物客20数万人が集う一大イベントの『松本ぼんぼん』」だって。
パリ:なんかでもやっぱ当時の写真、現実とは思えないような感じで不思議です。これ、女将さんが映ってるんでしたっけ?
ナオ:あ、どうだっけ! そこ曖昧だー。
パリ:写ってると言ってた気がしないでもない。
ナオ:しないでもない。
パリ:また確認しに行きましょう!
ナオ:そうですね。店に入るなりまっすぐに写真を指さして「これ! 女将さんですか!?」って。
パリ:単刀直入にね。やりかたが下手すぎるやつ。
ナオ:ここはポイント、20はもらったかな?
パリ:え~と、酒ポイントが5でしょ。
ナオ:はは。5か。まぁそう甘くないか。
パリ:20だと、松本城と同じポイントになっちゃいますからね。
ナオ:城はそれぐらいもらえるんですね!
パリ:ただ、常連席ボーナスで+5はもらっていいかなと思いました。ここは10ということでどうですか?
ナオ:やった! つまり現在20ね。
15:25 はちみつ屋さん(?)
ナオ:そこから少し散策して、本来なら
ナオ:でもゆっくりしたかったんですが。
パリ:もうほんと、松本ってどこもかしこも趣深すぎるよな。
ナオ:歴史があって、自然も豊かでね。だって、
ナオ:があるぐらい自然が豊かですから。
パリ:ははは。これは、文章にクセがありすぎて自然のイメージに直結しないな。
ナオ:「女王蜂の確認」どういうこと?
パリ:「よし、いるな」「お、寝てる」みたいなことなのかな。
ナオ:はは「今日もかわいいなー」。
パリ:「外出中」でよくない?
ナオ:確かに! でもなんか、「あぁ、それならしかたないね」って感じは出ますね。
パリ:ですね。「あ、そっち優先してください!」って。……え? ナオさん! 今写真を拡大してみたところ、店の奥に、
パリ:もありますよ! ここ、はちみつ屋なんだな。
ナオ:はは。厳密だなー! 今日は女王、今日は熊蜂。
パリ:しかも紙が2枚重ねてあって、うしろに「行っています」がもうひとつある。何蜂だろうか? 「パチンコに行っています」だったら笑えるけど。
ナオ:急にね。それこそ「外出中」でいいのに。
パリ:ここも確認に行かねばですね。
ナオ:ね。「後ろの紙だけ見ていいですか?」と、単刀直入に。
パリ:「単刀直入な2人組が街にきている」と、地元の商店組合に情報が回る。
ナオ:単刀直入刑事ね。「君、犯人?」っていう。
パリ:出会い頭に「やったっしょ?」。
ナオ:はは。単刀直入だなー!
パリ:それにしてもここ、自覚はなかったけど、2ポイントくらいはつく気しますね。
ナオ:もらっときましょう。
15:30 銭湯「塩井乃湯」
パリ:そしてですよ! 実は前回のりんご音楽祭のときも、僕だけ少し早めに帰らなくちゃいけなくて、ちょっとだけ松本をひとりで散策して帰ったんですよ。その時に見つけて、どうしても入りたかったけど時間がなかった銭湯があって、念願のそこへ行けた。
ナオ:うんうん。「塩井乃湯」。これまたすごい歴史を感じる建物でね。なんと明治時代創業。現在の建物は大正時代に建てられたそうで。その銭湯が入浴料400円ですよ
パリ:ただね、さすがに酔っぱらって風呂に入ると危ないという自覚はあったので、2年越しの念願でありながら、自分はシャワーを浴びてちょっとお湯を触る程度にとどめました。悲しすぎるよ。
ナオ:はは。パリッコさんのぶんまで私が温まっておきましたので。ここのお湯がまた熱いんですよ。熱いほうとぬるいほうがあって、せかっくだからとがんばって熱いほうに浸かってた。そしたら常連さんが入ってきて、ぬるいほうから「俺は無理して熱いほう入らないよ」と。
パリ:逆にかっこいいな。
ナオ:でね、飲泉できるんですよ。地下から湧いている「天然ミネラル鉱泉」というやつで。「おお! それはなんか元気出そうだし飲もう!」って飲んでたら、さっきの常連さんがそれをクールな目で見ながら、「俺はぜってえ飲まねえよ」って。
パリ:ははは。やりなれたことはしないタイプの人。
ナオ:「腹壊すぞ」みたいなニュアンス。それ聞いてブブー! ってふきだしそうになりました。
パリ:ははは。でもいかにも地元民っぽい。
ナオ:そうそう。なんでも「わー!」とか言ってるのはおのぼりさん。ただもちろんお腹は壊しませんでしたし、元気になりました。
パリ:絶対そうでしょう。ナオさんが飲泉しておいてくれて良かった。あやうく5ポイントで終わるところでした。
ナオ:あ、飲泉ポイントが?
パリ:5プラスしましょう。
ナオ:よし、かなりいい。
15:50 「松本城」
ナオ:そしてついに「松本城」です!
パリ:高ポイントの城! 近いんすよね。それにしても今、写真の撮影時刻を確認して驚いていますが、銭湯の前に着いたのが15:28で、15:50には松本城に着いてます。
ナオ:まさにトライアスロン! ちなみにパリッコさんは「城はもうよくないっすか?」と言ってましたが。
パリ:はは、言ってましたか! あぶねー。
ナオ:着いてみればこの通り。
パリ:ピースして。
ナオ:いっちょ前にね。
パリ:本当はいつお堀に落ちてもおかしくない状態なのに。
ナオ:はは。軽く押すだけでいい。
パリ:「うわっ!」とも言わず、スーッと落ちていきますよ。
ナオ:泡が一個だけ、プクー。
パリ:ははは。ともかく無事20ポイントゲット。
ナオ:よし! これで52でしょ。
パリ:天守閣までいってたらさらなるボーナスだったんだけどな~。
ナオ:あー!
パリ:見学に1時間くらいかかるらしいので。
ナオ:その時間がなかったのが悔しい。
パリ:天守閣=今持っているポイントが倍。
ナオ:えー!! それ知ってれば行ってました。走って。
パリ:城に攻め入る忍者のスピードでね。
16:00 角打ち2軒目「スタンディング8オンス」
ナオ:これまたお城の近くの「スタンディング8オンス」は、「平出酒店」という酒屋さんの角打ちスペースなんですよね。
ナオ:看板のイラスト、柳原良平さんかな? かわいい。
パリ:粋な店でしたね~。頭上にずらりとウイスキーのサーバーが並んでいて。
ナオ:けど、ホッピーなんかも置いてる。ウーロンハイとか250円だった。
ナオ:地元でも有名な店らしく、混んでましたよね。
パリ:人気店。
ナオ:おつまみもみんな気がきいてて。ここで私は、人生でも初めてだと思うんですけど、もうこれ以上パリッコさんに飲ませまいと、パリッコさんの酒も飲みました。
パリ:うおー! 人の酒ペースを乱させてしまったとは、面目なさすぎます……。
ナオ:いえいえ。ハイボールとホッピー飲めたし、美味しかった。それに、
ナオ:ですからね。
パリ:ていうか、ここからずっと、なぜか髪ボサボサなんですよね。写真で見返すと。
ナオ:ははは。絵に描いたような酔っぱらい。
パリ:ここは無難に5ポイント?
ナオ:「8オンス」なので、8でどうですか?
パリ:そうだった!
ナオ:よし、ちょうど60。
16:40 居酒屋「風林火山」
ナオ:もう終わってもいいくらいの気分だったんですが、小一時間ほど残ってたので、駅前まで戻って、「風林火山」という居酒屋へ。
パリ:土地の居酒屋は行きたいですもんね。
ナオ:またここが、地元のおつまみがリーズナブルに食べられるいい店で。
パリ:ここはもう、来店ポイントで10はいいですよね? もらって。
ナオ:もらいましょうよ!
パリ:これね!
ナオ:死ぬほどうまかった。
パリ:これってもしかして、納豆と野沢菜のダブル名物制覇ですか?
ナオ:確かに。「川中島納豆」は。長野が誇る大粒の納豆らしいです。それから長野の「和田龍登水」っていう日本酒も飲んだんだっけな。これも5でしょ。短い時間だったけど、ようやく腰を落ち着けて飲めた時間でした。
パリ:話が戻りますが、
パリ:これお通しでしたっけ? たまんなかった。
ナオ:そうそう! 今いちばん欲してるもの! っていう。
パリ:長野の名物ってわけではないか……。いや、もうこれ、長野の名物といえないですか?
ナオ:いえる。調べてみると、お通しが豚汁だったり、お味噌汁だったりもするみたい。
パリ:じゃあ、「風林火山のお通し」で5ポイント。あと刺身も食べましたよね。なんでしたっけ? イワナ? なんか長野っぽいものだった気がするんだよな。
ナオ:あ~なんだっけ!
ナオ:これはあれだな。単刀直入刑事の出番かも。
パリ:ははは。いきなり写真見せて。
ナオ:「この美味しそうなお刺身、ご存知ですよね? 我々がここで食べたことはわかってるんだ!」
パリ:お前らが撮ったならそりゃそうだろっていう。
ナオ:あーいい店だったなー。そしてここでタイムリミット。全行程終了時のパリッコさんのダブルピースがこう。
パリ:シンプルに腹が立つ。
ナオ:獅子舞みたいな動きでね。
パリ:まったくありがたくない獅子舞。
ナオ:はは。なんの御利益もない。
パリ:風林火山のポイントは、来店10の、名物が5+5+5+5? 刺身は判明していないので辞退しますか。
ナオ:ですね。合わせて30ポイント。
パリ:トータル90だ!
ナオ:いいぞ!
パリ:これかなりいい線いったんじゃないかな?
ナオ:優秀じゃないですか?
パリ:ですよ。いきなりで90はね。
ナオ:まず普通は出ませんよ!
パリ:ですよね!
ナオ:とにかく、短時間にもかかわらずいいツアーでしたね。
パリ:本当にそうでした。松本という街の懐の深さ。ひとまずの結論として、今回は90ポイントだった、ということでいいですかね。そして松本はいい街だった、ということで。
ナオ:そうしましょう。この時点で言えることはそれだけだ!
パリ:観光トライアスロン、こんどはあなたの街におじゃまします!
ナオ:単刀直入にいきますよ!
パリ:ははは。
ナオ:またどこか行きましょう。
パリ:行きましょう。次は100ポイント目指したい。そうなってくると世界と戦えるので。
ナオ:目指せ国際大会!