ハロウィン!とは、普通カボチャで行うもの。だが、カボチャなどない。でも
柿ならある。オレンジだし、なんかカボチャに似てるし、柿でもイケるだろう。というわけで今回は、柿でハロウィンをやってみたい。が、まさかの
取るところから。
実家の庭の柿の木に、秋になると大量に柿がなるゆえしょうがないのだ。付き合ってくれたまえ。
ではそもそも柿って、あんな高い所のをどうやって取るものなのか、そんな時に使えるのがコチラの商品、
「高枝切りバサミ」!
まずはハサミを操作するグリップ部分の留め金を外し、
そしてハサミ部の封印を解くと…
みょーーーーーーん!と伸びて、文字通り、高い枝まで切れてしまう優れものなのであった!
通販でしか見たことがないものを、通販っぽく紹介。こんなものまであるなんてさすが実家。
ちなみに電線を切ってはいけない。気をつけよう。
で、枝に実った柿に、ねらいを定めて…
チョッキング!
やった! 柿、GETだぜ!!
ってことで、いつしかたくさん取れてしまったが、
取れたところで、とりわけ画にパンチはない。これも柿が醸し出す地味さゆえだろう。
ではこれから、
ハロウィンの怖いカボチャたちのように、柿にマジックで恐怖を施していこう。
あらおいしそう、な取れたての柿だが、
ここにハロウィン的に
恐ろしいイメージで
各パーツを怖くする。
あら怖い。
ちなみに柿は、ペン入れする前に表面をティッシュで拭いていくと作業がはかどるぞ!
そして続いては
クチがサディスティックな
怖いヤツも。あら怖い。
あらかじめ傷ついているヤツは、それを生かして
スカ―フェイス。あら怖い。
そして実際には食べにくい、赤く熟してしまったヤツも
あら怖い。
そんなこんなで、身も心もハロウィンに捧げて、描きまくった結果、ついに完成してしまった、柿ハロウィンが、コレだ!
あら怖い。でも色味もオレンジだし、かなりハロウィン感は出せたのではなかろうかッ! ありがとう、柿ッ!!
その一方、ただでさえ食指が動かない柿が、ますます食べにくくなったのは確かだった。ごめんなさい、柿。
ってことで、実はこれからが大切。この大量の柿を食べねばならないのだ。そもそも柿って剥くのも面倒。手間が思いやられて、ももも引くほどである。
「ひどい!」「ひどい!」「ひどい!」
でも実は、そんな柿を大量に美味しく食する、最高の対処法があったのだった!
それが、「冷凍」作戦!
柿たちを冷凍庫にINしてしまうのだ。ちなみにその際には、袋で密封するのがオススメ。
(…このまま長期保存してもいいけど、それだとぬるっと終了になるので、)数時間して、冷凍できたら、
それを取り出し、解凍されるまで、10分ほど待つ。
「まだ~」
そうすると、なんと、あの固い柿が、シャーベット的になって、マジ美味しい柿アイスになるのであった!!
では一体どれほどのモノなのか、
さっそく柿Aに
スプーンをぶっ刺し、
ヘタを取り除いて、まさにシャーベット的に、パックンチョしてみたところ…
!! あら美味しい! 甘さもほどよく、斬新なアイス体験を味わえてしまうのであった!
で、さらに!ココで本領を発揮するのが、
熟してしまった赤い柿である。
現実界では、熟してしまうともうグチャグチャで、既読スル―される不憫なヤツだが、冷凍すると、
そのグチャグチャ加減が
まさに絶妙なシャーベット感を醸し出し、いざパックンチョすると、
んまーーーーーーーーーー!!!な、驚異の衝撃スイーツへと変貌するのであった!!
このクールかつフルーティーな甘さ、原宿でも味わえへんでぇッ!!!!
…というわけで、この秋口、ご近所さんに柿をもらったりすることもあるだろうが(地域によるかもだが、地方創生を掲げる我らDPZとしても)。
そんな時は、ぜひ冷凍したりして食べてみていただけたら幸いでございます。
ではまた、おやすみなさい…。