特集 2022年7月9日

会社・学校に行くのが少し楽しくなる方法を教えます

毎日が家と会社の往復だったり、人によっては一日中家にこもってのリモートワーク、学生さんの場合は家と学校の往復……。そんなマンネリな毎日を打破できるかもしれない(できないかもしれない)、ちょっとしたアイデアを集めました。

具体的には弁当を高速移動させたりします。

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「楽しく会社・学校に行く方法」あつめました

こんにちは、編集部 石川です。
当サイトで6月にヒットした記事がこちら。

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この前、水着を着て会社に行ったらものすごく最高だったので、ちょっと聞いてほしい。水着を着ると、カラダが夏になるのだ。(ナミノリ)

水着さえ着ていれば、上司に怒られても「私は水着を着ている。いつでも海に行けるんで。」と思えて最強、という記事でした。

ここではこの記事にちなみまして、執筆ライター陣に「楽しく会社・学校に行く方法」をきいてみました。

さいごにナミノリさんにもコメントをいただいています!

行動編

まずは自分の行動パターンに一工夫することで楽しくなるメソッドから。

毎回ちがう駐輪場に停めて歩く
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推薦人:
ぬっきぃ

駅から会社に行くまでに無料駐輪場が何箇所かあり、その日の気分で、ここだ。という駐輪場に自転車をとめ、そこから歩いて通勤するのがよかったです。

無料駐輪場同士はそんなに離れていないので少し道が変わるだけですが、置いてある自販機のメーカーが異なったり、手紙を出したいときはポストが近い駐輪場にしたり、運動したいと思ったときは階段下の駐輪場に止めたりと、今日はどこから歩こうかな〜。と考えるのが楽しかったです。

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※なぜ途中の駐輪場に止めるかというと、歩くと30分くらいかかるので中間地点に置いて歩く距離を短くしたかったから。自転車で会社まで行けばいいけど歩きたかったんです。交通費はどちらも変わらないので

会社までの道や、自販機が違うだけでずいぶん気分が変わりそうです。究極的には毎日違う会社に行きたい。(でもオフィスの中身は一緒であってほしい)

 

リモートワークであえてスーツ
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推薦人:
林雄司

2月ごろ、1週間リモートワークでもスーツとネクタイですごしていました。リモート会議でも圧倒的にひとりだけちゃんとしてて気分が良かったです。「おれだけ発言の重さが違うわ~」と酔ってました。

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会社員らしさを自分で盛り上げるために、昼食は幕の内弁当(会社で売ってる弁当みたい!)、ヨーグルト、コンビニコーヒーを買いました。

ヨーグルトは僕が若手のころ、事業部長がいつも昼食とともにヨーグルトを食べていたのでそのイメージです。会社の偉い人は自席でヨーグルトを食べる。

この時期、一緒に打ち合わせに出ると毎回「林さんどうしたんですか!?」って聞かれてました。写るのは襟元だけですが、思った以上にインパクトあります。

 

車内で歌うプレイリストを作っておく
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推薦人:
鈴木さくら

地方在住のため基本車通勤で、このエピソードも車通勤限定の話ですが、行きも帰りも車内でひとりカラオケし放題です。

プレイリストを作っておくと、出発と同時にすぐに歌い始めることができます。

わたしのプレイリストはミュージカル曲中心です。ミュージカル曲を歌うと、一気に劇中の世界にワープできます。そのかわり、会社に着くと現実世界に引き戻された感がありますが、帰りも歌えるのでそれを楽しみにがんばれます。

実は通勤時だけでなく、車で営業まわりをしている時も割と歌っていたんですが、それを偶然見かけた母から「今日車の中でめちゃめちゃニヤニヤしてたね」と言われたため、顔の演技は少し抑え気味になりました。

安全運転を心がけつつ車内でひとりカラオケ、おすすめの通勤エンジョイノウハウです。

写真は車通勤中練習し倒した歌を実際のステージで歌うわたしです(一番奥)

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車なら歌えるという話はよく聞きますが、プレイリストまで作って全力で楽しんでいく姿勢が最高でした。ステージまで進出してるのがすごい!

 

着替えずにそのまま家を出る
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推薦人:
米田梅子

小学生の頃の、夏休みの朝の気分を味わう方法です。

前の晩はスポーツウェアで寝ます。起きたら、最低限の身だしなみだけ整えて、着替えずにそのまま家を出ます。

仕事着への着替えや化粧は職場で行うため、いつもより1時間〜30分くらい早めに出社するのがポイント。

風を通す軽い服と、朝の爽やかな外気との相性はばつぐんです。

朝のラジオ体操のために校庭に向かう、あのすがすがしい気持ちを思い出します。

寝て起きた姿で電車に乗るのはちょっと人目が気になりますが、スポーツウェアなので多少ヨレヨレでも大丈夫。ジム帰りの人になりきりましょう。

今のような暑い時期は、ひとが少なく涼しい会社でのんびり準備ができるし、乾いた服で快適に仕事を始められるメリットもあります。

画像は勤め先にて。出社直後の姿です。

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出社直後とは思えない躍動感の写真です。お前絶対走ってきただろっていう。実際は電車なのもおかしい。

 

 

電車で受験勉強
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推薦人:
安藤昌教

ものすごく普通な方法で申し訳ないですが、netflixとかAmazonで映画を1本ダウンロードしておいて通勤電車で見ています。あとは図書館で借りた落語のCDもよく聴いています。

一時期こどもの参考書を借りてきて通勤の間に受験勉強していたこともありましたが、あれもなかなか楽しかったです。

会社帰りはだいたいへとへとに疲れているので、好きなアイスを食べながら帰っていいことにしています。今日も買いました。

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「何大志望ですか?」と聞いたら「高校受験で止まってます」とのことでした。確かにいま高校受験して受かる自信はない。

いったん広告です

イマジネーション編

行動はいつもとそれほど変わらないんだけど、マインド面でやっていくパターンです。

昨日の自分と競争する
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推薦人:
石川大樹

ずいぶん昔に記事に書いたやつで恐縮ですが、通勤中に音を録音しておいて、次の日に聞きながら通勤すると楽しいです。

家を出てから同じ経過時間がたったとき、昨日の自分がどこにいるかわかるので、昨日の自分と競争ができます。

電車に乗っている間にも追いついたり追い越されたりのレースが展開されてめちゃくちゃアツいです。

今なら動画でやると更に臨場感があるかも。

 

「弁当以外が全部透明になっている」と仮定する
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推薦人:
唐沢むぎこ

「弁当以外が全部透明になっている」と仮定して通学・通勤すると、自然とウフフとなります。

どういうことかと言うと、自分・カバンが透明になって、弁当が宙に浮いて「スーッ」と移動している様を想像するのです。

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ポイントは弁当箱ごと透明にすることです。ギュッとつまったミニマムなめしが空中を動いていると考えると、そこはかとなく面白さが込み上げます。

自分が歩いているときは、フラフラちょこまかとめしが移動してチャーミングです。

電車に乗っているときは、ぜひ自分だけでなくほかの乗客や電車ごと透明にしてみて下さい。めしがすごいスピードで空中をすべっていくのは圧巻です。(すべて頭の中での出来事ですが)

中学から大学まで、毎日お弁当を持って通学していた時にやっていたライフハックです。

すごい。今まで全く考えたことがなかったタイプの気分転換です。新幹線に乗った時に時速300kmで飛んでいく「めし」が見たい!(見れません)

 

ポケットにぬいぐるみを入れていく
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推薦人:
とりもちうずら

たまに、仕事に行くときにポケットに小さいぬいぐるみを入れて行きます。

常にパートナーの生きものを連れて歩いているアニメなどに憧れがあるのだと思います。(ポケモンなど)

かなり緊張感のある会議のときも、ポケットにぬいぐるみが入っているんだよな……と思うと、なんとなくゆかいな気持ちです。発言する前にちょっと握ると勇気が出ます。

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ただ、転んだりしたときにポケットから飛び出て、ぬいぐるみを持ってることがばれたときは少し気まずいです。「なんで!?」という顔をされますが、早急にポケットしまいます。特につっこんでくる人がいないので、説明をしたことはありません。冬場はもふもふのぬいぐるみを持っていくと、ポケットに手をいれたとき結構あったかくて良いです。

こんな簡単なやり方でピカチュウが実現できるとは思いませんでした。ちょっと違うけど、僕は小学校のころたまにポケットにクルミを入れていました。いざとなったらこれを食べて生き残ろうと思って。

 

出会う人編

通学を楽しくしてくれた人について、実体験からの情報が2件寄せられております。

みまもりのお父さん
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推薦人:
高瀬雄一郎

通勤でつかう駅までの道が小学校の通学路にもなっていて、親御さんたちが毎朝みまもりで旗を持って立っているのですが、その中にとんでもなく元気なお父さんがいて注目しています。

めちゃくちゃ大きい声でのあいさつや、子どもたちとのハイタッチはあたり前。遅刻しそうな子がいれば一緒にダッシュするし、この前は「お願いがある!」と言って男の子グループを呼びとめ、「オレのお腹のボタンを押してくれ!体が動かなくなっちまったんだ」と言ってました。ひとりだけテーマパークのキャストのテンションなので、大人でも見ていて元気がもらえます。

もうすぐ夏休みに入るので朝の見まもりもお休みになってしまうのが残念です。楽しい通勤のために、テーマパークの営業続けてくれないかな。

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エンタメ性が高すぎてもはやテーマパークよばわりです。個人経営のテーマパーク。

 

駐車場のおじさん
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推薦人:
トルー

小学校の頃、通学路に『駐車場のおじさん』がいました。駐車場の管理人さんなんだと思います。太ったおじさんとやせたおじさんがいて、そのまま『駐車場の太ったおじさん』『駐車場のやせたおじさん』と呼んでいました。

駐車場のおじさんたちはとにかく学校の給食がなんなのかを気にしていて、僕は毎日律儀に教えていました。帰り道ではトイレをよく借りていて「ここは公衆便所じゃねえんだぞ」と軽く怒られた記憶もあります。夏にはなぜか鈴虫をくれました。もらって家で飼いました。

その頃、話しかけてくれる知らない大人というのが珍しくて、僕はなんとなく二人のことが好きでした。

テーマと違う話を延々してしまった気がしますが、地域の人が気にかけてくれる登下校は楽しい、というエピソードでいかがでしょうか。写真はその当時と思われる僕です。右です。

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幼少期の思い出話が、写真のインパクトに全部持っていかれました。左は弟だそうです。シチュエーションが謎すぎる。

 

ちょっとした変化で楽しい毎日を

さいごに、元記事の筆者のナミノリさんから感想をいただきました。

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 ナミノリ
 

みなさんの通勤通学風景を思い浮かべながら読みました!どれも楽しそうですね!

通勤って基本1人だし、誰にも邪魔されず自分だけが楽しいってところがいいなと思いました。もっともっと聞きたいです。

唐沢むぎこさんのお弁当以外を消すライフハックは衝撃でした。 お弁当がビルに集合していく様子も想像するとおもしろいですね。

途中で出会う人も素敵なライフハックですね!
高瀬さんの元気なみまもりお父さんは、私の通勤途中にもいてくれないかなと羨ましく思いました。

トルーさんの駐車場のおじさんたちも、大人になった今は絶対に交わらないだろうけど、子供の時だから生まれる会話がいいなーと思いました。 さて、私もアイス買って帰りまーす!

ナミノリさんありがとうございました。僕もアイス買って帰ります!

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