特集 2023年9月9日

海外で食べた和食の思い出を語る

海外に行ったときに必ず食べるのは現地の料理。それに満足したころ次に食べてみたくなるのが、その国で出されている和食です。

ライター陣に、海外で食べた/見た和食の思い出を教えてもらいました。

インターネットにラブとコメディを振りまく、たのしいよみものサイトです。

前の記事:うどん屋は、もはやおでん屋 香川県東かがわ市(地元のうまいもの)

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こんにちは、編集部 石川です。
当サイトで8月にヒットした記事がこちら。

トルコ人に秋葉原のケバブは好評。「下手なイスタンブールのケバブ屋よりおいしい」とのコメントに加え、別日に改めて食べに行くほど気に入ったようです。

この記事にちなんで、今回はライター&編集部のメンバーに「海外で食べた日本食」をきいてみました!

 

Maki Tori(イスラエル)
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日本人:
岡田 悠

イスラエルの寿司屋で「Maki Tori」という見慣れぬメニューがあったので注文してみたところ、巻き寿司4つに串をブッ刺して天ぷらに揚げた料理が出てきました。「巻き寿司の焼き鳥(焼いてないけど)」の略だったのでしょうか。寿司と串、そして天ぷらという日本食全部詰め合わせみたいな迫力があり、美味かったです。

ちなみに同時期に日本の首相がイスラエルに訪問しており、現地のシェフに「靴の形の器に入ったチョコ」という独創的な料理を出されたことで軽く炎上していたのですが、Maki Toriを美味しく食べた身としては、シェフに悪気はなかったんじゃないかなあ、となんとなく思いました。

 

 

クアラルンプールの讃岐うどん(マレーシア)
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日本人:
大北 栄人

マレーシアのクアラルンプールに弟を訪ねたところ最初のご飯として香川さぬきうどん屋に連れて行かれました。中国の方が経営していると聞きましたが雰囲気的にもここが武蔵小杉だとしても全く違和感ないほどの日本感。うどんも鶏天もはなまるうどんのように美味しい。だからこそ弟はなぜここに連れてきたのか全く謎だったのでした

反骨心から担々うどんみたいなものを頼んだんですが、やはり日本で出てくるような担々うどんでした。 

 

高雄の夜市で買ったたこ焼き(台湾)
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日本人:
唐沢むぎこ

台湾の高雄の夜市で買ったたこ焼きです。見た目は完ペキで、味も馴染みある感じだったのですが、何かが異なる気が。神経を研ぎ澄ませると、

①マヨネーズが台湾の激甘のやつ
②中のタコが素揚げされている
③生地にキャベツが入っている

ことに気がつきました。ちょっとしたパラレルワールドを体験したようでした。

クリーブランドのラーメン(アメリカ)
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日本人:
ほり

アメリカのクリーブランドで食べたラーメンです。濃厚豚骨ラーメンで美味しかったのですが、縦書きのメニューが気になりました。

 

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インディアナ州の日本食レストランのカツ丼(アメリカ)
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日本人:
拙攻

10年も前の話ですが、語学学校に通うために滞在していたアメリカ インディアナ州で、日本食レストランのカツ丼を食べました。味は甘辛でちゃんと和食の味付け。米も固めですが違和感のないおいしさ。大丈夫、大丈夫。ちゃんとカツ丼だ。たくあんをバラバラに配置するのではなく、隅っこに重ねておくとワビサビだぞと説明するだけの英語力は、当時ありませんでした(今もありません)。食べ終わって一服しているとウェイターがニコニコしながら「Sir! It’s シーハーTime」と爪楊枝を渡してきました。誰だそんなの教えた日本人。

ちなみにアメリカ人に「以前に語学留学でインディアナに…」と話すと爆笑をとれます。なんで留学でわざわざそこ?という絶妙なラインなのだそうです。

 

 

チェンマイのお祭りの屋台の寿司(タイ)
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日本人:
石川大樹

タイのチェンマイに行ったときに、お祭りの屋台に出ていた寿司です。手前の玉子に魚卵が乗っていたり、上段エビの向こうに魚卵、その2つ向こうにも違う色の魚卵…とやたら魚卵が多かったです。そのちょっと手前にある緑色のはなんだろう?

握り、軍艦、カリフォルニアロール的なものといろいろあって、特にロール系はカラフルでおいしそうだし試してみたい気持ちもあったのですが、冷蔵設備のない夏の野外でずっと並べられていたのが怖くてやめておきました…。

 

ハワイの弁当、リンガーハット(アメリカ)
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日本人:
橋田玲子

2019年にハワイへ初めて行ったときの写真です。

COCO COVEというコンビニで買った弁当。寿司と唐揚げの組み合わせの雑さがいいです

 

スパムおにぎり

 

フードコートで食べたリンガーハットの長崎ちゃんぽん。9.9ドルで驚きました

全体的に安い食事で済ませようとしてることがわかりますね。現在の情報を調べようとしたところ、両店とも閉店していました。 

 

ホーチミンのビアードパパ(ベトナム)
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日本人:
爲房 新太朗

もう8年くらい前にベトナムのホーチミンに出張で行きました。出来たばかりのビルを散歩してみたら、シュークリームのビアードパパが入っていて驚きました。

到着してフォーを食べ、これがベトナムか〜と思っていたところで急に日本に引き戻されました。思い切り「ビアードパパの作りたて工房」って書いてあるし。

思わず調べたら、かなり海外展開していることがわかりました。日本食ではないと思いますが、うっかり遭遇したら日本にいる感覚になるので注意が必要です。

 

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ザルツブルグのサーモンイクラアボカド丼(オーストリア)
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日本人:
こーだい

今年の3月にオーストリアのザルツブルグの日本食料理屋(といいつつ実態は雑多なアジア料理屋)でサーモンイクラアボカド丼を食べました。

海のない国で食べる生魚やいかに......とドキドキしながらの挑戦だったのですが、味はびっくりするくらい普通。米も酢飯になっていて美味しかったです。おそらくノルウェー産のサーモンを使ってるんじゃないかと思うんですが、よく考えたらことノルウェーサーモンに限れば日本よりも産地に近いのだから美味しいのは当たり前かも。グローバリズムを感じたのでした。

一緒に頼んだ味噌汁が日本で牛丼1杯食べられるくらいの値段で卒倒しそうになりました。

 

デリーのうどん(インド)
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日本人:
林雄司

もう13年前になりますが、インドのデリーで食べたうどん。
デリーでやっぱりひどい下痢になりまして、もううどんぐらいしか食べられへん、みたいな気分で訪れた和食屋のうどんです。味は覚えてません。普通のうどんだったんじゃないかな。
ただ、インドの下痢は腹をくだして終わりじゃなくて、全身の力が抜けるほどの強さでした。インド人も月に1回は腹を壊すと聞いたので仕方ないですね。

 

パック寿司「Okami」(アメリカ)
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日本人:
安藤昌教

2016年にアメリカで買ったパック寿司「Okami」です。カリフォルニアロールとスリミロール、あとスパイシースリミロールがセットになっています。2ドルっていうのがインフレになる前の話ですよね。味はほとんどありませんでした。

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元になったトルコの記事の最後に「日本人も海外で日本食食べてみたりするもんね。でも、それってちょっとからかい半分な気持ちがあったりするんだけど…」と自省を込めて書いたのですが、思わずそのまんまの企画をやってしまいました。

でもおおむねおいしいとの感想で、想像で作ったトンデモ日本食みたいなのは減りつつあるのかもしれません(いっこだけMaki Toriという謎料理が登場しましたが…)。

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