こんにちは、編集部 石川です。
当サイトで10月にヒットした記事がこちら。
新しく買ったカメラについてきた機能をきっかけに、星を見に行く話でした。
登山して星を見る体験の良さもさることながら、知らない機能をすぐに使ってみる(そしてそのために野宿までする!)ガジェット・フットワークの軽さも印象的な記事でした。
記事の趣旨とは逆になりますが、買った家電についてて「これぜんぜん使ったことないな」って機能ありますよね。今回はライター&編集部のメンバーに「持ってる電気製品の使ってない機能」をきいてみました。
石川大樹
うちのDVDレコーダーに、写真をコラージュしてスライドショー的な映像を自動で作ってくれる機能があることに気づきました。
これは内蔵されていたサンプル作品ですが、写真がクロスフェードしたりスクロールで動いたりしてかっこよくアニメーションするうえ、BGMも10曲くらいおしゃれな曲が入っていて選べます。
ここに載せるにあたりせっかくなので自分の写真で作ってみようと思ったのですが、そもそも写真をどうやってDVDレコーダーに取り込んだらいいのかわかりませんでした……。
古賀及子
ロボット掃除機の中価格帯のやつを使ってます。
ゴミを吸い込むのと同時に水ぶきをしてくれる機能があってフローリングの部屋がきれいになって助かってるのですが、最近床にらっきょうの漬け汁をぶちまける事件があったのをきっかけに、水ぶきの水量が調整できることに気づきました。
低・中・高・超高と、量の概念が「少・多」ではなく「低・高」なのが特徴で、一番多いのが「超高」なんですが、これを選ぶと、水がじゃばじゃばすぎてロボットがスリップする可能性があるとアプリで注意喚起されていました。
自分で水撒いてすべっちゃう、ロボット掃除機のかわいらしさがまた高まった次第です。
ロボットがコミカルになる機能、良い…。
安藤昌教
昔買った安いエレキギターに「SSS搭載!」とでかく書いてありました。どんな機能だろうと思って調べたら「スーパースペシャルスイッチ」の略でした。押して光るとバッテリーがある証拠という、要するにバッテリーチェッカーでした。
スイッチのネーミングがどうこうの前に、スイッチなしで常時表示しておいてくれてもいいくらいじゃないでしょうか。
とりもちうずら
エアコンにある「ecoこれっきり」と、「みはっておやすみ」のボタンがなんの機能なのか分からないまま使い続けていました。
調べたら「ecoこれっきり」はAIが人を感知し、自動で温度や風向き調節してくれるようです。「AI自動調節」とか書いてあったらすぐに分かるのに……!
「みはっておやすみ」は寝ている間にタイマーが切れても温度や湿度の変化をみはっていて、状況に応じてまた再運転したりするモードだそうです。
送風が「風だけ」と表記されていたり、独特なワードセンスを感じ、味わい深いエアコンで気に入ってます。
エアコンって独特のネーミング率高い気がしますね。ダイキン製は「風ないス」ボタンがあるそうです。(風が体に当たりにくくする)
ぬっきぃ
「芳潤炊き」ボタンを使用してご飯を炊くと、驚くほど美味しいご飯が炊けるそうです。
私は基本的に、明日1日で食べる分を夜に予約炊飯するので完全に見落としてました…が、『芳潤炊き』の予約炊きもできるそうです…!
この炊飯器を買ってから多分5・6年経っているのに、驚くほどおいしいご飯チャンスをずっと逃していたと思うとショックです。
取扱説明書もちゃんと読んだのになぁ…
「芳潤」と聞くともはや食パンしか思い浮かびません。(あっちは芳「醇」だそうですが)
唐沢むぎこ
このWINTECH「コンパクトマルチプレーヤー」は、レコード・CD・カセットテープが再生できる優れもの。「あらやだお得!」と購入しました。しかし、CDとレコードは聴いたことがあるものの、カセットテープを1つも所持しておらず、1回目も再生したことありません。機能の3分の1を使っていません。冷蔵庫だと、2段目の野菜室を全く使ってないみたいなことです。早急にカセットテープを買います。
機能の前にこの製品を初めて見ました。スゲー!
これです。多機能すぎる
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ほり
自宅の洗濯機が右下の電源ボタンとスタートボタンしか押したことないのですが、どうやらいろんな機能があるっぽいです。
電源をつけたときに光る機能と光らない機能があって、もうよくわかってないです。光らない機能はいつ使えるようになるのでしょうか?経験値を積んでレベルをあげる必要がある…?まぁ光ってる機能すら使わないので問題ありませんが。
こういうニッチ機能って、使わない時に認知してそのまま忘れてしまうので、いざ使える場面が訪れても使うという発想にいたらずタイミングを逃してしまいますね。
回数こなすとアンロックされる技とかありますよね。家電でなくゲームの話ですが。
佐伯
長年この浴室給湯器を使っていますが、初めて存在を認識しました。
調べてみると、シャワーの温度が適温と低温を約10℃の間で揺れ動く機能だとか。ためしに身体に当ててみると、なるほどたしかに、熱く、ぬるく、冷たく、ぬるく、熱く、ぬるく、冷たく、ぬるく、熱く、ぬるく…………ハッキリせんかいと思ってすぐ切りました。そもそも、10℃の間って結構振り幅が大きい気がします。ゆらぎというより、情緒不安定と表現したくなる高低差です。
今後も給湯器には自信を持って40度のお湯を出してもらいます。
揺らぎ以上、交互浴未満。
橋田玲子
数か月前にマンションのインターホンがテレビドアホンに新しくなりました。設定メニューを見てみたら「お薬ベル」というボタンがありました。
薬を飲む時間を設定できるみたいです。
そして、キッチンの給湯器のパネルの蓋をはじめて開けてみたところ「ふろ予約」というボタンがありました。5年以上住んでますが知らなかった機能で、あってほしかった機能でした。この企画最高!と朝から気分があがりました。
薬のリマインドをインターフォンでしようという発想はなかったです。たしかに一番鳴ったときにビクッっとしそうな機器ではある。
江ノ島茂道
ふと思い出したのですが、トイレのウォシュレット機能を使ったことがありません。お尻に勢いのある水が当たるのが怖いのと、紙で完結するしなと思ってます。
「ウォシュレットがないのは考えれられない」という人が多いので、一度使ってみたいのですが、怖くてまだ使えていません。あれはいいものなのでしょうか?
最後に江ノ島さんの意外な弱点が明らかになりました。今度初めて使った感想をぜひ記事にしてほしいです。
編集しててもう一つ思い出しました。
これまで中国製のロボット掃除機を2台使ってきて、どちらもリモコンがついていて、カーソルキーみたいなボタンで直接ラジコンみたいにコントロールできるようになっていました。自動で掃除ができるのがウリなのにこの機能はいつ使うんだ……と思ってましたが、最近、改造するときにハックしやすくて便利じゃんと思い直しました(電子工作脳)。
というわけでみなさまもリモコンやメニュー画面、設定画面などを見ると新たな機能が発見できると思います。
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