都会にはない時間が流れていた
何もない川場村。泊まった家の人にも泊まる前に「何もないところですが…」と言われていた。でも、道での人の会わなさ、夜出かけたときの暗さなど日常で味わえないことがあった。
「なにもなくて記事書けない……」と思っていたけど、書けてよかったです。
川場村では朝の6時と夕方の18時に時間を知らせる音楽が鳴り響く。何事かと思った。寝起きで働かない頭が「これはなにか怖いことが起こるのか?何か怖い世界に来たのか?」と思っていたが、そんなことなく、普通にチャイムだった。
このチャイムは災害が起きたときに使えなくては困るので日常的な点検のため、そして時計やスマホなど時間を知るすべがなかった頃に時間を把握できるようにする、という意味があるらしい。
昨日買ったウインナーと、地元の食材を使った豚汁(電子レンジで温めたり、湯せんすればできるタイプ)そしてお米は雪ほたか。朝はしっかり食べる。
山の中でかなり田舎な印象があるが、関東圏なのでチャンネル数が少ないということはなく、東京と同じような感覚でテレビを見ることができる。
せっかくなら地元のローカルな番組も見たかった。ほっこりするやつ。
最初は何もなくて書くことないなと思ったが、色々と楽しくてたくさん書いてしまった。少し歩けばコンビニがあるという生活に慣れてしまっていたので、気軽にものが買えないというのが不便であったが、なにもなさを味わうのも普段と違う生活を体験できた。
何もない川場村。泊まった家の人にも泊まる前に「何もないところですが…」と言われていた。でも、道での人の会わなさ、夜出かけたときの暗さなど日常で味わえないことがあった。
「なにもなくて記事書けない……」と思っていたけど、書けてよかったです。
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