特集 2023年6月15日

これなんですか?といちいち聞く~神社編

神社をはしごする

高千穂には高千穂神社のほかにも神社があるので案内してもらった。「はしごする」じゃなくて神社巡りですね。

まずは槵觸(くしふる)神社。

参道がどうやったって絵になる。
窪田:いい榊ですね
林:サカキ?

榊は植物の名前で、その枝に紙の飾り(紙垂・しで)をつけると玉ぐしになる。

榊は神社の境内に生えているものを使うことが多く、いい枝を見ると職業柄「いい玉ぐしになりそう」と思うのだそうだ。

境内でとっているとは思わなかった。

奉納相撲用の土俵が神々しい

ここで朝稽古している力士がいたらそれだけで横綱である。  

ただ、すごいところにハチの巣があった

この槵觸(くしふる)神社、石段だけではなくどこの景色を切り取っても絵になるのだ。 

浮かれたポーズをとっても飲み込まれてしまう。

自然の雄大さを実感した瞬間である。
槵觸(くしふる)神社で窪田さんが紹介してくれた見どころはこれ。

お守りを入れているトレイのふた。「よくできてるでしょ」とのこと。

窪田さんの自作。槵觸(くしふる)神社は高千穂神社が管理しているのでこういうのも高千穂神社の神職が作る。

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天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)

神話の舞台そのままの名前の神社だ。東中野ぐらいの身近さで神話の地名が登場する町である、高千穂。

神話の有名なシーン。天岩戸をあけたところ

 

境内には奉納された鶏が飼われていた。へー。

「へー」の理由は東天紅が中華レストランじゃなくて鶏の名前だったことを知ったからである。そういえば東天紅のマークって鳥だった。 

天岩戸神社の少し先にある「天安河原(あまのやすがわら)」

ここまで荘厳だとおどける気もなくなる。ひとりだったら絶対に引き返していると思う。 

だってみっちりと石が積んであるのだ(ここで石を積むと願いが叶うと言われているため)

あたま良くなったぜ

聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥、と言うが、あのときあんなこと聞いたろとずっと言われることがある。
法事で行ったお寺で「木魚ってどうやって叩くんですか?」と聞いて、親戚に勝手に叩こうとしていると思われたことがあった。(そんなアナーキーではない)

なのでこういうチャンスは貴重である。
参拝の動きもばっちりなので不安な人は僕に聞いてほしい。

窪田さんも作務衣で走り回ったり竹ぼうきを笛にしたりしていたが、神様の前ではガチャガチャしないようにしていたので安心した。

九州なのでまずはジョイフルに行った。すばらしい安さ。
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