自己紹介
続いては自分の仮装。ほぼ自己紹介である。自己紹介と仮装は矛盾するはずなのだが、そんな論理をこえる仮装を見てください。
仮装、なんだけど、この方は実際にイベント当日が誕生日だった。「おめでとう!」の声が会場から飛んだ。なんなく受け入れる会場の懐の広さ。
実際に渋谷駅前で献血してきたそうだ。
「水分とってくださいね」とアンダーパー藤原さんが言っていたが仮装に対するコメントなのか、リアルなコメントなのか分からないが、いい。
もしかして自分のこと?と確認すると「スーツ以外はだいたいOKです!」と力強い返事が返ってきた。
二の腕までまくれないワイシャツを着ていたために遠山の金さん状態になった。つい10日前のことだそう。
今年の自分の良かったシーンを仮装で再現。
良かったシーンの人もいればバッドを昇華する仮装もあった。
やったこともあるし誰しも見たことがある仮装。
失敗したとき「これ来年の地味ハロウィンでやろう」って思うことにしたい。
買ったばかりのトイレットペーパーのひとつがなくなっている。使って、そのままホルダーに入れてきたとのこと。いい人!
共感の嵐
会場で分かる、なつかしい!と言われていた仮装のふたり。
参考書とプラスチックのケース、下の方に背負ったリュック、スカートの下のジャージ、ヘアクリップだ。
どちらの仮装も会場から共感の声が大きかった。2000年ごろの自分がステージにいる。
分からないけど分かる
共感できる仮装もあれば、なんとなくそうだよね、というパワーで押し切る仮装も心強い。
前歯を外すともっとそれっぽくなるので、ということで外してくれた。パワー型だけど気がいい。
ドーナツの箱にビール、エンジョイがにじみ出ている。
「癪」という文字に触っているし、ポージングもずっとうざくて「癪にさわる」を体現していた。
触れる癪は漢字だけど、ボードにかいてあるのはひらがの「しゃく」。その理由は記者ハンドブック準拠とのこと。謎のこだわり。
まだヒョウ柄だけだが、これからトラ柄になり、中央にトラの顔が現れるのだろう。このリアリティ、大阪出身かと思ったら静岡だそうです。
作り込みが細かい
細部まで作り込んでいる人も多かった。遠くからは分からりにくいので近い写真でお伝えします。
心の警告ランプが付く肩書きである。ステージの上で見せる名刺の文字の小ささとそれを撮るカメラマンの腕。
買ったままで使ってないマイクとマイクスタンドが役立ったと教えてくれた。「いつか使う」と思っているものは地味ハロウィンで成仏させよう。
ステージ終了後の交流会でなりきっていた。鉄板の完成度に皆驚いていたが、このテクスチャのシールがセリエに売っているそうだ。それを見てこの仮装を思いついたとのこと。地味ハロウィン狙いとしか思えない素材。
この仮装のすごいところはトレイの上にのっている料理がすべて粘土で作ってあること。
ポテトが来てないことも分かる。分かるのだが、番号札やバーガーを包んでいる紙がJIMI BURGERとなっている。細かいところまで地味が詰まっている。
そこなのか!
さあいよいよ、地味オブ地味。ニッチに入り込んだ仮装です。そっちか!と突っ込みながらご覧ください。
どれが仮装か分かりにくいので写真に印をつけたものがこちら。
この演台はスーツケースにカバーをつけているので移動がとてもスムーズだった。
友だちがやっているのを見てこれだ!と思ったとのこと。ぬい活をしている人ではなく、ぬいぐるみになった。
脱毛クリニックのCMにこのような擬人化された毛根が登場していた(このサイトに写真がありました)。
実際にこのクリニックで脱毛したとのこと。この毛根は抜かれた自分のものでもある。
居酒屋でよく聞くお済みのお皿だ。手前にある皿が仮装の本体で、後ろにある身体はおまけです。
「名探偵コナン 1巻 毛利蘭」で検索してください。そしてまたこの仮装に戻ると驚きもひとしおです。
ヘヴィメタル編み物選手権がワールドカップぐらい当たり前に登場するのが地味ハロウィンの良いところ。
ちなみにこんなイベントです。
実際に知らなくてもきっとこういう感じで撮ってるのだろうなと想像できるが、実際の映像を見るそのままで笑ってしまう。

