特集 2025年11月6日

地味ハロウィン2025開催レポート

開場した時点から仮装が始まっている

地味ハロウィンでは入場から開演まで45分ほど時間がある。そのあいだに名札に仮装を書いたりするのだが、もうその時点で楽しいのだ。

どこかの商店街の寄り合いか
メガネ掛けないのかなと思ったら「一瞬だけ見えればいい人」という仮装だった。もう始まっている。
風呂敷を持って入ってきたのは「前座さん」。完全に仕上がっている。
持っているのは師匠の衣装である(設定)。
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もちろんスタッフも全員仮装

迎えるスタッフも仮装である。仮装してないと悪いじゃないですか。

記念の缶バッジを売るのは80年代ヘビーメタル(べつやくさん)
SNS用の撮影係は石川(クローゼットの中の喪服)

こんなに撮れなさそうなカメラマンは見たことがない。 

受付カウンターは唐沢(70年代の流行作家)とんちゅたぐい

仕事をしているんちゅたぐいさんがなぜ棒を持っているか。

なぜなら「メリーゴーランドに乗る我が子を撮る保護者」の仮装だから

棒が不自然でも仮装なので必須である。
MCはお笑いコンビ アンダーパーさんとわたくし編集部 林である。数年前の地味ハロウィンで後半、声がカスカスになっていたことがあったがもうそんなことはない。

左)アンダーパー藤原さん「私が作りましたの野菜の人」 右)アンダーパーマッチさん 「ちゃんと予防できているか分からない人」
私は今年は「富裕層」です

数人に、時計がギラギラで趣味悪いですね~と言われたが、実は数年前に素でかっこいいと思って買ったスウォッチだとは言えなかった。

このように仮装した人しかいない会場で地味ハロウィンは開催されている。発表のあとに楽しい交流会もあるけどそれはまたあとにして、また仮装の発表を続けます。 

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仮装はパフォーマンス

では表情とポーズが決まった仮装です。

おむすびSHOHEI

顔が似てるのを生かしたうえに、でっかい看板を持参。地味ハロウィン会場に来る前に野球中継でこの人見たぞ。

現場で待機するグラビアアイドル

見ているのはけさポストしたSNS投稿がどれぐらい伸びているか、という絶妙な設定にアンダーパーのふたりが「こういう人に挨拶に行って怒られたことがある」とトラウマを蘇らせていた。
実際にグラビアアイドルだそうです。地味ハロウィンの裾野の広さよ。 

容疑者のアリバイを崩そうとしている人

この表情で時刻表を見ながら「渋谷に12時にいた容疑者がどうやって1時までに五反田にたどりついたのか……そうだ、新幹線だ!」と推理がひたすらポンコツだった。

選手交代

このキリッとした雰囲気。このパネルは数字を変えられるようになっていたので、交流会で大活躍した。 

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1秒以下の仮装

日常の一瞬を切り抜いた仮装をいくつかピックアップしました。時間としては1秒ぐらいを再現しています。永遠の一瞬です。

傘袋を落とす5秒前

簡単に見えて傘袋が工夫されていた。傘に固定されているし、ビニール袋の先には靴の衝撃吸収シートが入り、ビニール傘は水滴が付いているように見えるようにキラキラシールが200個貼りついている。

熱唱している上司の横で締めの曲を「サライ」にするか「マツケンサンバⅡ」にするか真剣に会議するふたり
上司熱唱

JOYSOUNDのなかの人による仮装だったので小道具のリモコンが実際のものだった。これから忘年会でこのシーンを見たときに「あ、地味ハロウィンで見たやつだ!」と思うだろう。

泡がまだ残っている人

会場でずっと泡が消えては泡をつけていた。そして壇上では泡が目に入って痛がっていた。

⏩ 仮装で自己紹介

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