特集 2024年10月30日

地味ハロウィン2024 開催レポート・前編

あの人

見たことがある人が目の前に現れた。「あの人」としか言いようがないが知ってる人たちです。

飛行機の安全ビデオの人

「ふくらみが足りない場合はチューブから息を吹き込みます」「脱出の際は手に荷物を持たないでください」と完全になりきって説明していた。 

ライブ終了後、めっちゃ取れた近テープを配ってくれる人

はいどうぞどうぞと配っていた。以前も地味ハロウィンでライブ会場でテープを取っている人がいたのでこの文化は知っている。

ライブの最前列にある柵を支えるバイト

パンツにスタッフシールも貼ってある。実際にやったことはないが、カメラマンとしてライブステージ下でこのシーンを見たそうだ。
そして地味ハロウィンで再現。

商品にピントが合わない人

ピントがあってないことを再現するために、あらかじめぼかしてある化粧品が印刷してある。地味さを再現するための知恵。

彼氏のために頑張って阪神ファンをしている彼女

スタンドにいるけど「コロワ甲子園で夜ごはんを食べるレストランを探している」という設定とのこと(コロワ甲子園は甲子園球場の隣にあるショッピングモール)。横にいる彼氏が見える。

アメリカンドッグのカリカリした部分が好きな人

 Tシャツも気になるが「私服です」とのこと。地味ハロウィンは仮装とそうでない部分の区別が難しい。

仮装はこの部分である

本人

実体験をそのまま仮装にしてきた人たち。仮装にすることでどんな経験も昇華できる。 

店員と間違われやすい人

ガストとユニクロで間違われたことがあるとのこと。
ガストでは違うとアピールしたものの、結局「ここに名前を書いてください」と店員ムーブをしたそうだ。

まずは子どもから狙う!ショッピングモールにいる不動産営業

不動産業はやめましたと話してくれた。
「御殿場で家、買わないですよ。ショッピングモールでふらっと買うのはウォーターまで!」というコメントに迫力があった。

バイクが壊れた人

バイクにつけているバッグをすべて持ち、片手で経路検索をしてロードサービスに電話をしている。8月、山形の山奥でのできごと。おつかれさまっす。

年下彼氏がバイクで迎えに来ちゃった仕事帰りのOL

「実体験です。ちょっとやんちゃな彼氏で、でもこの格好でどうやってバイクをまたぐんですか?っていう(笑)」 と楽しそうに状況を教えてくれて、地味ハロウィン史上いちばん幸せな気持ちになる仮装だった。

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博士号取得したのに大学院にガウンがないのでアカデミックガウンをゴミ袋で手作りした人

もちろん本人の経験そのまま。事実は小説よりも奇なりを地で行ってる仮装。

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ドアノブにトラップされる人

ドアノブに服が引っかかる人だ。急にぎゅいんと引っ張られてびっくりするやつ。持ち上がっている上着は針金で支えてある。
「自分の戒めとしてこれをやっておく」とのこと。自戒系仮装という新ジャンルが誕生した。

ヒッチハイクが思うように進まなかった人

ヒッチハイク経験があり、実際にこの経験もあるとのこと。「さすがに無理だと思って(名古屋にした)」だそうだ。

よもぎ蒸しをする人

こちらは親子での参加。お母さんが去年よもぎ蒸しをやって、これは地味ハロウィンでやらなければと思って娘さんを誘った。
変わった格好をすると「あ、これ、地味ハロウィンだ!」と思うのはすごくよく分かる。

少し暖かい時期に人と被りがちな服装の人

「青のシャツとカバン、スカートもかぶる。街に私みたいな人が5人ぐらいいる」とのこと。会社のフロアにひとりはいる。

立食パーティーで手持ちぶさたのサラリーマン

コップに巻いたナプキンがびちょびちょになって、コップの氷も溶けている。「いまだに慣れないです」というコメントがまったく仮装ではない重みがあった。
慣れてないだけあって交流会にはいなかった。


後編に続く!

前半で力尽きたので前後編に分けました。後編はこちらです。

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