これが地味な仮装だ
地味ハロウィンの醍醐味、これぞ地味と唸る仮装から紹介していこう。
スーツ、ネクタイ、メガネと完璧なコーディネート。「メガネは冬彦さんメガネ(ドラマで佐野史郎が演じた役)で、スーツはヤフオクで『80年代 スーツ』で検索すると出てきます」とのこと。冬彦さんって30年ぶりぐらいに聞いた!
「ゴーグルを買って、どういう跡がつくかを検証して、それに沿うような形で塗ってきました」とのこと。地味に賭ける真摯さよ。
この人は2年前に「自宅の庭を臨時駐車場のおじさん」という仮装をした。 『そのおじさんが連帯保証人になってしまって、家を競売にかけられたので今は立体駐車場で頑張っている』という設定とのこと(フィクションです)。
このあとの仮装にもあるのだが、以前の仮装の続編をしてくる人が多い。きっとこうして人生が入れ替わっていくのだろう。
振込詐欺を事前に防いだので感謝状をもらったパターンだ。コンビニはジミーマートである。
こんなに飲んだぜってXやインスタにアップする人だ。「サワーのカップがけっこうあるので、今日はあんまりビールを飲んでない」 とのこと。このカップだけに地味な物語が宿っている。
「新郎様のお父様ちょっと口角を上げてください」とリアルなしゃべりを披露していたが本業ではなかった。
身に覚えがあるあのシーン
人生の意外なワンシーンを切り取ったもの。何かを成し遂げたり、告白したのではなく、これまで誰も切り取ったことがないワンシーンの数々をどうぞ。なぜか「人生も捨てたものじゃないな」みたいな気持ちになってきますよ。
「ちょっと遠くに停めてしまって、でもドアを開けるほどではない」という状況とのこと。演技が迫真。
「5人とかだとすごく悩む」と話してくれた。しかもピザの上に乗っているモッツァレッラチーズが6個。この表情も納得です。
サビしか知らない曲を入れた人だ!
紙を入れ替えても、トナーを入れ替えても印刷できず、そのあいだに紙が詰まって引っ張ってビリビリになっている。見えてないが手もトナーで汚れている(見えてない仮装をする人が多い)。
持ってきたトナーは会社で捨てるものだそうだ。よかった!会社で困ってる人はいまいない。
アイスを取ろうとしている仕草も披露してくれたのであのイライラを会場全体で共有できた。
袖にそのシールが付いてしまっている。
「着物がクリスマスコーデのカラーにしたけど気づいてもらえない人」という裏テーマもあるそうだ。それは難解!!
ご祝儀袋まで用意したけど、周りの人がピン札を入れているのを見て、誰かピン札持ってないか探しているシチュエーション。
こちらは今回、交流会のドリンクを提供してくれたサッポロビールさんからの参加。
「これからの忘年会、新年会シーズンで乾杯の前にいっぱい話してもしょうがないんだってことを啓蒙しにきました」と心強いコメント。話の長い役員にこのページを見せよう。
お風呂も全部終わってパックもして、その状態で飲んじゃう人だ(でもノンアル)。
こちらの参加者もドリンク提供してくれたサッポロビールさんの人なので、イベント開始前に「このたびはご提供ありがとうございます」と社会人らしい挨拶をしたが相手がめちゃ部屋着で明け方に見る夢のようだった。
重いものが入っているので持ち手が伸びて細くなっている。トロピカーナ、チョコあ~んぱんなど入っているもののリアリティ。
左は家の前だからいいやと思って油断してはんてんで出てきた人、右は子どもを止められるように動きやすい服装をしている。家の前だからいいやと思っても知り合いに会ってしまう。
大事なお知らせ
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