来年もみんなで地味ハロウィン!
他にもインタビューさせていただいた人はいますが、ボリュームの関係ですべて盛り込めず申し訳ありません!
毎年いちどの地味ハロウィン。来年の地味ハロウィンに向けて、今から準備したものだけが地味ハロウィンを制する、かもしれません。
筆者は「ヴィンテージデニムを無理してはいてる人」の仮装をしていたが気恥ずかしくなって誰にも言えなかったのでここで供養させてください。
一瞬『となりのトトロ』のメイ? と思いましたがこちらはアキネイ太さんの「『となりのトトロ』のポスターにはいるのに本編には一切出てこない子」の仮装。
この子です
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そんなのいたっけ? と件のポスターを見てみると、たしかにメイでもサツキでもない女の子がいる……。アキネイ太さんの着眼点のニッチさたるや。
足元のゴム長靴もこだわりのひとつ。ポスターと見比べると丈感の雰囲気がばっちりですね。
前髪のバランスにもこだわりが。髪留めも公式グッズ?と思わんばかりにぴったりです。
「会場にいるともしかして…と元ネタに気づいてくれる人もいたのがうれしかったです。ずっと昔から気になっていた違和感を共有できたので仮装してよかったなと思います」とアキネイ太さん。着眼点の地味さにあっぱれです。
すごく攻めた格好の2人組。杉咲杏奈さん(写真左)、日向まどかさんによる「『ムシューダ』のCMの虫とくま(ムッシュ熊雄)」の仮装です。杉咲さんは全身タイツという体の張りよう!
脱いでもらいました
おふたりは新人声優で、杉咲さんがどうしてもムシューダのコスプレをしたかったので日向さんに声をかけて衣装作りからスタートしたそう。
虫の衣装はお父さんにも手伝ってもらったと杉咲さん。親公認というからすごいです。ムッシュ熊雄は日向さんが当日の朝4時からがんばって手縫いで仕上げたとのこと。
この仮装の地味さとは「誰もが知っているけどやらない仮装をする」ところにあるとおふたり。そこにあえてチャレンジするというたくましさ。
このセンスがあれば声優に加えてタレントにもなれちゃうんじゃないでしょうか!
そして最後は地味ハロウィンの常連、藤川さくらさんによる「工事看板のお辞儀する人」の仮装です。歴戦の風格を感じます。
あのお辞儀する人は街でよく見かけるし、過去の地味ハロウィンで誰かやっているのでは?と思ったところ「それが、まだ誰もやってなかったんです」と地味ハロウィンへの参加は8回目の藤川さん。よくそんな穴を見つけましたね……。
プラスチックダンボールで制作された工事現場の看板は本物さながら。小道具へのこだわりも細かくさすが地味ハロウィンのベテラン。
特にベルトは、看板らしさを演出するためにあえて太めのものを選んでいるのがこだわり。たしかに看板の作業員ってベルトが太いですよね。
藤川さんは「お辞儀する人の存在は街に馴染みすぎているから、それゆえ切り出して表現することに地味さとおもしろみがあった」と話してくれた。
ありふれているものもまだ地味な仮装になることを証明した手腕はさすが。
他にもインタビューさせていただいた人はいますが、ボリュームの関係ですべて盛り込めず申し訳ありません!
毎年いちどの地味ハロウィン。来年の地味ハロウィンに向けて、今から準備したものだけが地味ハロウィンを制する、かもしれません。
筆者は「ヴィンテージデニムを無理してはいてる人」の仮装をしていたが気恥ずかしくなって誰にも言えなかったのでここで供養させてください。
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