
ここから反則技
あまりにもチェイサーになりそうな食材が見当たらなかったのであと2品はもうアイスと一緒に食べてみたいものを投入した。強い酒(アイス)に別の強い酒を合わせるという食べ方だ。
それで、ハムである。大人は自由なのだ。
もちろん美味しい
生ハムと一緒にメロンを食べる伝説があるなど、甘いものとの相性も実証されているハム。さすがにおいしかった。
ただ、アイスが少なすぎるとハムの味しかしないし、アイスが多すぎると今度はアイスの味しかしない。バランスをとるのが意外に難しい。
お酒の世界ではちゃんぽんは鬼門だけれど、アイスの世界では強い酒に強い酒をぶつけても全く問題ない、むしろウェルカムなのだった。
アイスはすごい。いや、ハムがすごいのか。別にどっちもすごかないか。

ショートケーキよりはアイスの方が
少し前に、テレビで女性アイドル(どなただったか……なにしろえらくかわいい人)が、ショートケーキを食べるときはキムチがないと嫌だと言っていた。
番組の流れとしては「えー」という空気を作ろうという感じだったが視聴者サイドとしては「なるほどねえ」と思った人も多かったんじゃないか。私もなんとなく理解できた。
キムチは辛いけど発酵食品らしいマイルドさがあるので甘いものにも合うんじゃないか。
そうは言ってもやっぱり見るとちょっとビクッとするな
ショートケーキが常温なのに対してアイスはさっぱりつめたいので、ケーキ以上のマッチングを見せるのではないかと思った。
チェイサーの件がすっかりなかったことになっていますが、どうか気にしないでください。
食べてみたらやっぱり美味しい。でも、もぐもぐしながら、いや発酵食品だとかそういうことじゃなくて、単に私がアイスもキムチも大好きだからなんじゃないかという気もした。
チェイサーは食パンがあればいいか
アイスが強い酒だとすると、豆腐は何だろう。海苔は? というようなことをずっと考えて記事を書いていた。
今思う。なに考えてたんだ? と。
いやでも、やはりアイスが強い酒でチェイサーが必要でというのは的確に私のアイス感を表していると思うのだ。それは再確認した。
新しいチェイサーは見当たらなかったが、食パンやクラッカーがあるからまあいいや。後半はもうアイスと誰かの新しい出会いを熱烈に見守っていた。ハムもキムチもアイスも美味しくて、こういうときって、バーンと、いいじゃないか世の中! という気持ちになりませんか。
記事「目玉焼きにはメープルシロップ」にならって目玉焼にも。おいしい! あ、そうかこれプリンか