心の捻挫、魂の包帯。
みなさん、包帯の正しい巻き方と間違った巻き方についてご理解いただけましたでしょうか。つまりは包帯を巻いたら何でも治るわけではないということですね。そりゃそうですね。
巻き方はともかく、用途は間違わないようにしましょう。
みなさん、包帯を巻く機会はありますでしょうか。怪我をして包帯を巻くことになる機会は、無いと思っていても意外とあるものです。
例を出してみると、僕が履修している第2外国語の授業において、その約10%の人間が包帯を巻いている事実があります。この数は日本の人口と比較して言うとなんと東京都民とほぼ等しいわけです。
これだけ身近に迫っている(かもしれない)存在、包帯。僕自身も、小中学生の頃はしょっちゅうお世話になっていました。
そういうわけでみなさんにも包帯道を究めていただくべく、包帯の正しい巻き方、間違った巻き方を紹介したいと思います。
(ちなみに僕が履修しているのはロシア語で10人のクラスです。)
※2006年5月に掲載された記事を、AIにより画像を拡大して加筆修正のうえ再掲載しました。
※本稿では主に間違った包帯の扱い方を取り上げていますが、これは家に包帯が箱いっぱいに余っていたから書いたものです。包帯は怪我を痛みや感染から守るものなので清潔に取り扱いましょう。
「包帯なんてただ巻けばいい」とお思いの方も多いと思いますが、包帯の巻き方にはいくつかポイントがあります。その様子を超懇切丁寧に画像を並べながら説明したいと思います。しばらく僕の腕画像が続きますが、我慢してください。
まず最初のポイント、巻き始めが大切です。
こうすることによって、包帯の端がだるだるになってしまうことをいくらか抑えることができるでしょう。まあ、ここまで覚えれば、包帯道の50%は究めたといっても過言ではありません。
では続けて巻いていきましょう。始点からぐるぐると螺旋のように巻いていく部分です。
ここでも注意。包帯を引っ張って巻かずに、体の表面をころころ転がすように巻いていきましょう。
なぜかというと、引っ張りながら巻くのはキツすぎて、患部を圧迫してしまいます。患部を圧迫し血行が悪くなることが、怪我の治療の際においてよくないことであるということは言うまでもありません。
あまり力を入れないで、丁寧に巻くことを心がけて巻きましょう。最後は巻き始めと同じく、同じ箇所で何回かくるくると巻いて、テープ等でしっかりと止めます。
これで包帯の正しい巻き方はマスターできたかと思いますが、参考として、どちらかといったらやらない方がいい間違った巻き方をいくつか紹介します。
見て分かると思いますが、これ、間違いです。
様々なパーツが組み合わさったマシンであるはずの自転車が、包帯を巻くことによって何だか本当に傷を負ったみたいに見えるのはある種の発見ですが、間違いです。
もし自転車が故障したときは、治療ではなく修理をしましょう。
これは東芝のmp3プレーヤーgigabeatですがこれに包帯を巻くと……。
これ、間違いです。
gigabeatはiPodに負けず劣らず良い機体です。gigabeatのgigaは「10億年持つ機体」という願いが込められているとかいないとか(いない)。
わざわざ自分を偽る必要は無いので、間違いです。あと包帯巻くとデカ過ぎです。
これ、アリかも。
先ほど自転車に包帯を巻いたときに発見したことでもありますが、「包帯=怪我からの治癒=生命力」という方程式がファー様(ファービー)にも適用されているようです。萌え。
しかし、いくら萌えるからといって、怪我をしていないファービーに包帯を巻くことは、人間の傲慢であり、ファー権蹂躙も甚だしいので間違いです。
この格好で外出するのは間違いです。
この格好のまま誰かに会いに行こうとするのは間違ってます。
何かに気づいたのか、学校へは行かずに公園にやってきたようです。
「俺って一体何者なんだろう…。これからどこへ行くんだろう…。」
どうやら実存について深く悩みだしたようですが、この状況でその問い立ては間違っています。
ファービーに相談し始めました。これによって彼の悩みはすっきり解決したようです。
が、それは公園という公共の場所でやることではない、という点において間違っています。
みなさん、包帯の正しい巻き方と間違った巻き方についてご理解いただけましたでしょうか。つまりは包帯を巻いたら何でも治るわけではないということですね。そりゃそうですね。
巻き方はともかく、用途は間違わないようにしましょう。
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