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はっけんの水曜日
 
包帯の正しい巻き方・間違った巻き方
我が家の財産のひとつ、包帯。

 みなさん、包帯を巻く機会はありますでしょうか。怪我をして包帯を巻くことになる機会は、無いと思っていても意外とあるものです。

 例を出してみると、僕が履修している第2外国語の授業において、その約10%の人間が包帯を巻いている事実があります。この数は日本の人口と比較して言うとなんと東京都民とほぼ等しいわけです。

 これだけ身近に迫っている(かもしれない)存在、包帯。僕自身も、小中学生の頃はしょっちゅうお世話になっていました。

 そういうわけでみなさんにも包帯道を究めていただくべく、包帯の正しい巻き方、間違った巻き方を紹介したいと思います。

 (ちなみに僕が履修しているのはロシア語で10人のクラスです。)

(text by 藤原 浩一

包帯の正しい巻き方

 「包帯なんてただ巻けばいい」とお思いの方も多いと思いますが、包帯の巻き方にはいくつかポイントがあります。その様子を超懇切丁寧に画像を並べながら説明したいと思います。しばらく僕の腕画像が続きますが、我慢してください。

 まず最初のポイント、巻き始めが大切です。



まずこのように包帯の端を少しずらして出しておきます。

その「耳」の部分を折り返して…

何回かくるくると巻きます。

 こうすることによって、包帯の端がだるだるになってしまうことをいくらか抑えることができるでしょう。まあ、ここまで覚えれば、包帯道の50%は究めたといっても過言ではありません。

 では続けて巻いていきましょう。始点からぐるぐると螺旋のように巻いていく部分です。

 ここでも注意。包帯を引っ張って巻かずに、体の表面をころころ転がすように巻いていきましょう。


こんな感じでころころと。
こうやって巻くのはNG。

 なぜかというと、引っ張りながら巻くのはキツすぎて、患部を圧迫してしまいます。患部を圧迫し血行が悪くなることが、怪我の治療の際においてよくないことであるということは言うまでもありません。

 あまり力を入れないで、丁寧に巻くことを心がけて巻きましょう。最後は巻き始めと同じく、同じ箇所で何回かくるくると巻いて、テープ等でしっかりと止めます。



こんな感じで、完成。

 これで包帯の正しい巻き方はマスターできたかと思いますが、参考として、どちらかといったらやらない方がいい間違った巻き方をいくつか紹介します。


 

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