ホタルイカとホタルイカモドキを観察する
この日は二人合わせてホタルイカが7匹、そしてホタルイカモドキが2匹。採れた数こそ少ないが、どちらも姿が見られたので大満足。動画の撮影ボタンさえ押せていたら完璧だったな。
友人宅に戻り、疲れ切った体でイカの観察と撮影をして、茹でて食べた。
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ホタルイカモドキはイカの味
友人に茹でてもらったイカを試食する。ホタルイカはまだ時期が早いためか、肝が育ち切っていなかったけど、鮮度抜群の初物なので感動のうまさだった。これぞ富山産ホタルイカならではの味である。
そして問題のホタルイカモドキはというと、友人が言っていたように普通のイカの味だった。すごく普通にイカ。なるほど。
ホタルイカモドキの身は柔らかくてうまいのだが、目玉とトンビ(クチバシ)と軟甲とカギが気になった。丸ごと食べるのが悪いのだが。
ホタルイカに混ざって流通しないように漁師さんが取り除く気持ちもわかる。別にするにしても数が少ないだろうし、売り物にはならないだろう。
シーズンになればいくらでも採れるフキノトウも、まだ雪が残る中で見つけるとすごく嬉しい。市場価値のないホタルイカモドキでも、自分の中に価値を見出すことができれば感動できる。
ホタルイカモドキを見られた興奮と撮影ミスの悔しさから、疲れているけど寝つけない帰りの新幹線で、楽しいことは自分次第でまだまだ見つけられそうだなと、ぼんやり思ったのだった。
※こういう記事を書いておいて言えた義理ではないのですが、ホタルイカが採れる時期の海岸周辺はゴミの不法投棄や迷惑駐車がものすごく多く、このままだと立ち入り禁止のエリアが増えたり、なんらかの規制ができそうなので、どうかどうか常識的な行動をお願い致します。