ついにe-sports
ヘボコンはもともとリアルのイベントで、例年6~7月に32チームが結集し、渋谷にあるヘボコンの聖地・東京カルチャーカルチャーで大会を行うのが恒例だ。
しかし今年はあいにく新型コロナである。4月には非常事態宣言も発令され、外に出られない日々が続いた。そんなある日、むしろ積極的に自宅に閉じこもりゲーム三昧を堪能していた主催者(僕だが)が、ゲーム内でのイベント開催を思いついた。
こうして、ヘボコンは、ついに e-sports(自称)になったのだ。
入魂のダイジェスト動画です
出場者は16チーム。イベントは6/7(日)に2時間半かけて行われた。
今回は記事でのイベントレポートの代わりに、そのアーカイブからヘボシーンを一切漏らすことなくギュッと圧縮した、15分のダイジェスト動画を作成した。
ロボット相撲大会なのに大半のロボットが燃えて終わった、ヘボコン・オンライン。その散りざまを、ぜひ動画で堪能していただきたい。
一部シーンをピックアップしてご紹介
以上は名シーンのほんの一部。
もっともっと濃厚なイベントの様子は、ぜひ動画でご覧ください!
絶対見てほしいのでもう1回貼ります
ヘボコンのネクストステージ
かつて、火器OK、危険物OKの「ヘボコン・アンリミテッド」という大会を企画したことがあった。しかし当時はそんなアナーキーなイベントをやれる会場が見つからず、頓挫していた。
また、現在25か国以上で開催されているヘボコンは、2016年に世界大会も行った。そのとき受けたインタビューで「次はどうしたいですか?」と聞かれた僕は、ついつい「宇宙ですね」と安易なことを言ってしまった。
いま考えたら、どちらも間違っていたのだ。正解は e-sports だった。ゲームの中なら火器も危険物も使い放題、そして物理で世界に羽ばたいた後はバーチャルに手を伸ばせばよかったのだ。
さて次はどうしようか。もういちど現実世界に戻って、五感でヘボコンを感じるべきだろうか。そうすると、全員がロボットの仮装をして人体で殴り合う、ヒューマン・ヘボコンはどうだろう。いや、それだけはないな。
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