特集 2020年7月13日

ついにe-sports!技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)・オンライン、ダイジェスト

ヘボコンとは、ロボットを作る技術のない人たちが、おもちゃを改造したりしてなんとか作ってきた「自称・ロボット」(実質ゴミ)を、無理やり戦わせるイベント。

爆発あり、砲撃あり、放水あり、ゲームになかなかログインできない人ありの、熱くそしてどうでもよかった2時間半を振り返ります。

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インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変な音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。(動画インタビュー)

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ついにe-sports

ヘボコンはもともとリアルのイベントで、例年6~7月に32チームが結集し、渋谷にあるヘボコンの聖地・東京カルチャーカルチャーで大会を行うのが恒例だ。

しかし今年はあいにく新型コロナである。4月には非常事態宣言も発令され、外に出られない日々が続いた。そんなある日、むしろ積極的に自宅に閉じこもりゲーム三昧を堪能していた主催者(僕だが)が、ゲーム内でのイベント開催を思いついた。

こうして、ヘボコンは、ついに e-sports(自称)になったのだ。

入魂のダイジェスト動画です

出場者は16チーム。イベントは6/7(日)に2時間半かけて行われた。

今回は記事でのイベントレポートの代わりに、そのアーカイブからヘボシーンを一切漏らすことなくギュッと圧縮した、15分のダイジェスト動画を作成した。

ロボット相撲大会なのに大半のロボットが燃えて終わった、ヘボコン・オンライン。その散りざまを、ぜひ動画で堪能していただきたい。

 

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一部シーンをピックアップしてご紹介

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ウォーターキャノンを搭載した水ロボ同士の戦い。バラバラに壊れながらも水を吐き続ける壮観な絵
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ゲート状になった時期の敵機をとりこみ水流を浴びせる「地獄のゲート」、通称・洗車機
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自分の子供を放出、わざと相手に踏ませることで復讐の突進を繰り出す
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画面右。もはやヘボなのかバグなのかわからない
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制作者の健康状態を反映したマシン
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戦闘手段を持たず、ただ爆風で華麗に跳び上がることのみを追求したマシン
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プレイ時間4桁プレーヤーたちによるエキシビジョンマッチ。人型ロボも登場
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障害物の爆弾を敵機に転がし、ふところで爆発させる、えぐすぎる戦術
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試合開始と同時に納豆をまく癒し系ロボ
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痛恨のミス。これぞヘボコンのあるべき姿。
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あの名台詞も登場(なぜなら本当に人がゴミのようになってしまったので)
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今大会、一番の大爆発
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決勝戦。ウォーターガンと火炎放射、相反する2つの攻撃が拮抗する…!!

 

 以上は名シーンのほんの一部。

 

もっともっと濃厚なイベントの様子は、ぜひ動画でご覧ください!

絶対見てほしいのでもう1回貼ります 


ヘボコンのネクストステージ

かつて、火器OK、危険物OKの「ヘボコン・アンリミテッド」という大会を企画したことがあった。しかし当時はそんなアナーキーなイベントをやれる会場が見つからず、頓挫していた。

また、現在25か国以上で開催されているヘボコンは、2016年に世界大会も行った。そのとき受けたインタビューで「次はどうしたいですか?」と聞かれた僕は、ついつい「宇宙ですね」と安易なことを言ってしまった。

いま考えたら、どちらも間違っていたのだ。正解は e-sports だった。ゲームの中なら火器も危険物も使い放題、そして物理で世界に羽ばたいた後はバーチャルに手を伸ばせばよかったのだ。

さて次はどうしようか。もういちど現実世界に戻って、五感でヘボコンを感じるべきだろうか。そうすると、全員がロボットの仮装をして人体で殴り合う、ヒューマン・ヘボコンはどうだろう。いや、それだけはないな。

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