今回紹介するのはデイリーポータルZ編集部が使っているイヤホン・ヘッドホンです。みんなとくべつ音質にこだわらず、それぞれの用途やシチュエーションに個性が出ました。
それでは編集部と使ってる機種の紹介です。
オーディオテクニカ ATH-770XCOM
AGPTEK イヤホン カナル型 寝ホン
intime 碧-2
EarPods
ゼンハイザー PC 7
EarPods
Bose QuietComfort 35
Bose QuietComfort Earbuds II
ソニー ワイヤレスイヤホン WI-C100
ゲーミングじゃないノーマルなヘッドセット:オーディオテクニカ ATH-770XCOM
石川:
僕は音楽よく聴くのでこだわって選んでますよ。まず、こういうちゃんとしたヘッドフォンでZoomとかにも使えるマイク付きのって、ゲーミング用しかなくないですか?
林:
うん。
石川:
ちっちゃくて軽いヘッドセットはあるけど、こういうちゃんとしたやつはゲーミングヘッドフォンしかないんです。そういうのの音ってちょっと特殊で、FPS(一人称視点のシューティングゲーム)で敵の足音がよく聞こえるとか、そういうチューニングになってるらしいんですね。
安藤:
ゲームの?
石川:
そうです。ゲーム用に特化してて。
橋田:
知らなかった。
石川:
これはオーディオテクニカのモニター用ヘッドホンがベースになってて、ふつうにこのまま音楽が聴ける。音楽聴いてもいい音が出るっていうヘッドホンです。
林:
ファーストテイクに使えるね。
石川:
音は味付けがなくて、元の音がそのまま出る感じ。それにマイクがついてる。家でZOOMやるときと音楽聴くときでいちいちヘッドホン変えるのがいやなので、両方使えるこれを買いました。
安藤:
ゲーミングだと、そういう雑音というか環境音が入りやすいの?
石川:
足音がどっちから聞こえるのか判別しやすいとか。それは音楽用の機能じゃないから、音楽聴くならこっちがお勧めです。
林:
(撮影している藤原に)興味ない顔の橋田さん撮って。
古賀:
あはははは。
橋田:
ほんとは、あの、帰ってもいいくらいなんですよ。わからなくて、すいません。
ノーゲーミングヘッドセットです。
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でっぱりが少ない寝ホン:AGPTEK イヤホン カナル型 寝ホン
石川:
これは寝るときにつけるんですけど、なんか、寝ホンっていうジャンルがあるらしくて。
安藤:
それは本当に寝る用のやつなんですか? 商品として。
石川:
専用ではないですけど、Amazonの商品名に「寝ホン」って書いてあるんですよ。
一同:
へー!
古賀:
そういうジャンルっていうか考え方だね。
石川:
基本は仰向けで使ってますけど、例えばこうやって横向きで押し付けても、そんなに。
安藤:
痛くないのか。
石川:
なんで寝ホンをするかというと、寝る前に無音で寝ると考え事して眠れなくなる時があるじゃないですか。かといってスマホ見てると光のせいで目が冴えちゃうから、僕はYouTubeの音だけ聞いてるんです。
橋田:
寝れる、それ?
石川:
ぼくすごい寝付きがいいんで。30秒くらいで寝ちゃうんですよ。10分くらいの動画を2週間かけて聴いてるレベル。
安藤:
30秒で寝るのに寝フォン買ったんだ。
橋田:
ほんとだね。
安藤:
寝るときのためにトゲトゲしくない音が出るんですか?
石川:
寝やすいように小さい音しか出さないから、音質は全然気にしたことないですね。これで音楽聴くこともないし。
古賀:
寝返りが痛くないっていうのが重視なのね。
石川:
そうそう、声が聞こえればいいので。音は普通の安いイヤフォン。
橋田:
それ寝たあとどうなってんの? 外してるの?
石川:
朝起きるとだいたい外れてます。いつのまにか。
枕で押されても痛くないイヤホンがこちら。
よくわからないけどハイレゾらしい:intime 碧-2
安藤:
これはふつうに有線で。ぼくはオーディオプレーヤーを通勤のときに使ってて、これはSDカードに音楽入ってるんですけど、ハイレゾなんですね。ハイレゾが聴けるっていうんでこれかったんですよね。ハイレゾって……。
石川:
ハイレゾリューション。高解像度。
安藤:
なのでイヤホンもハイレゾ対応じゃないといけないと思って、とりあえずレビューサイトでいいと言われているものを買いました。
石川:
いまみんなSpotifyの圧縮音源で聴いてるからそんなちゃんとした聴き方してるの安藤さんくらいじゃないですか?
安藤:
あ、ストリーミングで聴いたことあんまりないんですよね。
林:
Spotifyって圧縮されてるんだ。
石川:
圧縮されてますね。
安藤:
あと、イヤーチップがぼく右と左の耳の形が違ってて。
橋田:
あー違うんだ。
安藤:
いろんなやつを付け替えた結果、これがようやく右左あうのがこれでした。
橋田:
すごい。
安藤:
だからメーカーも違うし、形も違うし大きさも違うんですけど、これだと右左が落ちないですね。ふつうにしてると右だけ落ちちゃう。何付けても右だけ落ちちゃうんで不安なんですけど、これはその部分をね、だいぶがんばって克服したイヤホンです。
石川:
見た目高そうですよね、後ろ透けて。
安藤:
でしょう。で音いいらしいんですけど、わからないっす。聴き比べてもぼくにはわからないと思います。こだわりの部分がなくて申しわけないですけど。あっ、なんか絡みにくいですこれ。ちょっとコシがあって。
古賀:
コシがある。
橋田:
麺みたいなこといってるね。
石川:
ほんとだほんとだ。
安藤:
本体にぐるぐる巻きにしてかばんにポイってしてるんですけどそんなにほどけない。
なんだかわからないけどハイレゾ対応です。なんだかわからないけど。