特集 2026年2月18日

北海道一うまいと言われた菓子「ハスカップジュエリー」はすっぱ甘くて最高

北海道にゆかりのある友人が「これが一番だから」と買ってきてくれたお菓子。それが本当においしかったので、ライターのみなさんにも食べてもらうことにした。おいしいものは皆で食べた方がおいしいから。

1993年群馬生まれ、神奈川在住。会社員です。辛いものが好きですが、おなかが弱いので食べた後大抵ぐったりします。好きな調味料は花椒。

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北海道の宝 ハスカップジュエリー

そのお菓子がこちら、株式会社もりもとの『ハスカップジュエリー』。

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北のちいさなケーキ ハスカップジュエリー

友人の岩田くん(仮称)曰く、北海道にうまいものは多々あれど、お菓子部門の決定版がこれだという。

本当に?なんとかポックルとか、なんとかバターサンドとか、北海道においしいお菓子いっぱいあるよ?と思いつつ食べたが、これが本当においしいのだ。

どのくらいおいしかったかというと、あまりのおいしさに我が家ではこれが「岩田の菓子」「岩田菓子」と呼ばれて親しまれているくらい。あります?菓子が友人の名前を冠すること。

こんなうまいものは皆に食べてもらわねばならない。そう思ったのでデイリーポータルZの記事撮影会に持っていくことにした。

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お菓子探偵 VS ハスカップジュエリー

持っていくことにした。と書いたが、もらった分はその日にぜんぶ食べてしまったので、北海道物産展で追加購入してきた。

北海道物産展っていいよな。おいしいものが無限に買えるから。

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私「北海道のお菓子なんですけど、すごくおいしかったので食べて欲しいんです」
(左から)んちゅたぐいさん、伊藤さん、石井さん「いいですね~」

石井さん:実物を見る前に、箱を持ってどういうお菓子か予想してもいいですか?

えっ。大丈夫ですけど。

石井さん「ああ、重いな。ラスクとかではない」
伊藤さん「ずっしりきますね」

んちゅたぐいさん:さっきちょっと移動させた時に『重っ』と思いました

石井さん:もちもちのものに何か入ってるんじゃないかな......。物産展に来ているから、フルーツではない。あんこ系じゃないですか

突然お菓子探偵達のプロファイリングが始まった。全然、開けて食べてほしいけど。

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お菓子大捜査線 事件は会議室で起きているんだ

重さから少し想像してみたところで、中からパッケージを取り出していく。

「えー、こちらになります」なんだか妙な緊張感を帯びてきた
冒頭で紹介したハスカップジュエリーに加え、期間限定のシャインマスカットジュエリーも買ってきた

石井さん:ハスカップ!ゼリーか?

んちゅたぐいさん:いや、ケーキと書いてありますよ。でもジュエリーなんだ

伊藤さん:ふわふわなのかな?いや、しっとりしてるのかも。サクサク生地で。

「なるほどなるほど」ひっくり返し、裏の成分表を確認する探偵たち。さてはまだ食べないな?

伊藤さん:賞味期限が一か月くらいありますね。なまもの系ではなさそう

石井さん:ちょっと待って、色々書いてありますよ。クランベリーピューレ、アンズジャム......水あめもだ!

んちゅたぐいさん:ピューレが入ってる時って練り込まれませんか、ソースみたいな。

伊藤さん「チョコも入ってる。分量が多いから、コーティングしてあるんじゃないかな?」この段階でそんなに盛り上がれることある?

石井さん:だいたい我々の中で固まってきたのでちょっと描いてみましょうか

描いてみる?

とうとうホワイトボードまで出てきた。お菓子大捜査線だ

石井さん:形は多分四角で、ジャムが層になってるんじゃないか

んちゅたぐいさん:厚みは箱と同じ厚みだと思いますね

伊藤さん:ハスカップの色がどこかで見えてくると思うんですよね。で、チョココーティング。

その他にも「ジュエリー要素でキラキラしているはずだ」「注意事項に『温度変化でひび割れ』とある。コーティングは薄いんだ」「成分表に砂糖が多いからザラザラ系か?」「箱のデザインにもヒントが......?」などの意見が挙がった。いや、想像力が豊かすぎませんか。

そうして議論の末にできあがったイメージ図。ジャムが層になっており、上部がチョココーティングされた上でハスカップのワンポイントが5つ。「固いものは『北海道No.1』にはならない」という偏見が力強い
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すっぱさと甘さの階層構造がおいしい

ずっとこのまま喋っていても楽しいくらいなのだが、よくよく考えたら私は今日これを食べてもらいに来たのであった。そろそろ食べてもらおう。

すいません、そろそろ食べてもらってもいいですか
箱を開封。探偵たち「個包装で四角だ!合ってるぞ!」
「食べる前に最後に重さを......」執念がすごすぎる

では、個包装も開封お願いします。

「「「あ~~~~!」」」
正解はこんな感じ。サクサクの生地で横にチョココーティングがされているのだ

伊藤さん:コーティングが横なんだ!

石井さん:いやでも結構イメージと近いんじゃない?

開くとこう。ハスカップジャムとクリームがぎゅっとサンドされている

ソースが層になって練り込まれているわけではないが、かなり探偵たちのプロファイリング結果に近い作りである。すごい。ここまでたどり着けるものなんだ。 

実食。なんだかハードルが上がりすぎてしまった気もするが、どうでしょう。
石井さん「うまい」

伊藤さん:色んな味わいがありますね。酸味がしっかりありつつも、後からバターや甘味がサポートしてくれてる。うまい

石井さん:チョココーティングのパリパリ、バタークリームのしっとり、ジャムのやわらかさと、食感が一種類だけじゃないのが飽きなくてすごくおいしい

んちゅたぐいさん「酸っぱいの大好きなんでうれしいです」

そうそう、そうなのだ。味に流れというか、構成みたいなものが感じられるのがとても良いのだ。この繊細な組み立てが宝石、すなわち「ジュエリー」なのかもしれない。

よかったー。探偵たちに満足してもらえて。

撮影してもらっていた編集部の石川さんにも大好評
私ももちろん食べた。ああ、やっぱりうまいなあ
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マスカットジュエリーは直球の甘さ

一緒に買ってきたマスカットジュエリーも食べてみた。こちらは私も食べたことがないので楽しみだ。

マスカットジュエリーはこんな感じ。中身が変わっていることに加え、チョココーティングがホワイトチョコレートだ
うわー、うまい!ストレートな甘み!

ハスカップジュエリーと比較して、かなり分かりやすいおいしさだ。マスカットの甘味、チョコレートの甘味。どうだ、甘くておいしいだろう!といわんがばかりの味わいだ。これはこれでうまいなあ。 

石井さん「これは横綱相撲ですね」

んちゅたぐいさん:皮の香りがいいですね。グミとかとは違う、本来のマスカットの香りだ

伊藤さん:ハスカップとは明らかに差別化を図ってきましたね。おいしい

探偵たちにも好評であった。良かった良かった。

ミニカタログによるとプレミアムブラックやホワイトバージョンもあるみたい。そっちも食べるしかないな

 調べてみたところ、ハスカップジュエリーはどうやら1978年に生まれたお菓子らしい。なぜ今までこれを知らなかったのだろう。知らずに生きてしまったのだろう。

これから流行ります、ハスカップジュエリー。


北海道の菓子はうまい

北海道の菓子って何故あんなにうまいのだろう。ルタオの『レアチョコレート ナイアガラ』も好きだし、カルビーの『ぽてコタン』も大好きだ。今回そこにもりもとの『ハスカップジュエリー』がめでたく仲間入りした形となる。

他にもうまい北海道菓子があったら教えてください。おいしかったらあなたの名前をつけます。我が家で。

最後にプロファイリング結果を採点した。85点という結びとなった
編集部からのみどころを読む

編集部からのみどころ
りばすとさんには別件の撮影現場にお菓子を持ってきてもらったのですが、あの時の石井さんの「みんなで予想しましょう!」から始まった唐突なプロファイリング会、そしてそれに挑む参加者のテンション、いま考えると異常な熱気でした。
そのテンションが、りばすとさんの戸惑いとともにありありと書かれているのが改めておかしい記事でした。ちなみに石井さんはこのとき相当楽しかったらしく、後日お菓子を予想する記事を書くそうです、お楽しみに。(石川)

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