デジタルリマスター 2023年11月12日

“ハンザキ”がハンバーグに似ているので作ってみた(デジタルリマスター)

カラスに囲まれないうちに終えよう

ところで…ハンザキ(繰り返すがオオサンショウウオのこと)をWikipediaで調べると、「最大全長は150cm」と書いてある。それならいっそのことその大きさで作りたかったのはやまやまだ。

しかし熱源の問題がある。そんな、お祭りの屋台で使うような、でかい鉄板や熱源が家にあるはずもない。仕方なくホットプレートの出番となるわけだ。

しかしまあ、体を折り曲げるようにすれば、そこそこの体長のハンザキバーグが焼けるのではないか。さっそくベランダに出て作業の開始だ。カラスの監視を上空から薄っすら感じつつ、肉を成形していこう。

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オオサンショウウオの写真を見ながらBBQ!ところでハムの説明は後だ。
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油をひいた鉄板の上に、直接盛って形作っていく。
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食べ物から生き物へ

番組によると、ハンザキは脅威の生命力を持っているという。オス同士の戦いで指を喰われて失うこともあるそうだが、なんと驚くことに数年後には指が再生するという!「体を半分に裂かれても生きている」、それはあながちデタラメでもないのかもしれない。

その生命力をなぞるごとく、鉄板の上で無からハンザキを出現させてみたい。鉄板にはまだ電源を入れない状態から始めよう。

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継ぎ足した部分の継ぎ目をならしながら進めるが、傍から見るとナデナデしてかわいがってるようにしか見えない。
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指先も割ってあげる。前足4本、後ろ5本のかわいい指だ。
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かわいい…。

かわいいかわいい。ペタッとした手(コスモ星丸みたい)、物言わぬ表情、ぼよんとしたおなか・・・まあこれから焼いて食べてしまうわけだが。とにかく目の前に今、ハンザキがいる!かわいいかわい…

・・・と、何となくグズグズしているのは、熱を加えたあとの処置にまだ迷いがあるからだ。それは追い追いお話しするとして、いよいよ体長データをとって電源を入れるぞ!

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焼く前の体長は58cm。小ぶりだが仕方なし。
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フタ越しにチリチリ音が・・・ハンちゃん大丈夫?
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そっと開けてみる。汗をかいてぐったりしている、ように見える。
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ある問題のため、数ヶ月ためらっていた企画なのだ

しばらく待ってからフタを開けてみた。鼻を近づけると、おお、いい匂い!大量に入れたナツメグで、合挽き肉がうまそうな香りを放っている。

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かわいいやらいい匂いがするやら。
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指が何だかぼんやりしてきた…この指は自然には再生しないだろう。

じりじり、じりじり・・・鳥が来ないよう見張りをしているうちに、ハンちゃんの様子が変わってきた。

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普通にハンバーグなら何とも思わないが、ハンザキと思うと焦る。

さっきまで静かに横たわっていたハンちゃんが、にわかに騒がしく!自分から出た脂まみれに!わははは!

面白がっている場合ではない。裏がだいぶ焼けてきたようだ。どう見てもひっくり返し時であろう。

だが、考えてみてほしい。このでかい肉の塊を、この鉄板から、どうやってひっくり返す?どんな道筋で考えていっても、ひとつの問題に突き当たる。

「1kg+αの肉を、空中で180度返さねばならない」

って、それをさっきから悩んでいるんだろう。頭悪い。しかしあることに気づき、光が見えてきた。

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…。「ハヤク ヒックリカエシテヨー」
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新しいどうぐをつくった!

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