【今週・来週のみこみ】秋vs夏 両方の空気にはさまれて、秋雨前線が日本付近に
今週は、水曜(18日)・木曜頃から一歩季節が前に。大陸から、ようやくカラッと涼しい秋の空気がやってきて、とくに朝晩は「冷えてきた!」と感じるようになる。
一方で、日本の南にはまだまだ夏の空気がねばって、さっさと後退するような感じはない。今週やってくる秋の空気も、日本に定着するのは、まだ先になりそうだ。
二つの空気が主張しあい、その間で板ばさみになって、日本付近にとどまることが多くなる。
秋分の日をふくむ3連休あたりから、秋雨前線がウロウロするせいで、雨の日が多くなる気配。カラッとした秋晴れが連日つづくようになるのは、10月に持ち越しになりそうだ。
結果は再来週に!
『夏の空気がねばればねばるほど、秋雨シーズンが長引く』
TEN-DOKU
前回(9/2)の出題は、「この天気図の時間、どんなことが起こったでしょう?」でした。
選択肢はこの4つ。
1)青森で大量のリンゴが木から落ちた
2)東京で交通機関がマヒ
3)大阪で交通機関がマヒ
4)愛媛で大量のミカンが木から落ちた
正解は「2)東京で交通機関がマヒ」でした。
この天気図の頃に、台風が静岡県の浜松市付近に上陸。
もちろん静岡県は大荒れとなったのですが、関東でも東京で最大瞬間風速36メートルなど暴風が吹き荒れました。
台風の中心より右側(東側)は、台風自体の風と台風を流す風が重なって、いっそう風が強まりやすくなります。
とくに、このときのように南風(台風周辺は反時計回りに風が吹く)だと、関東南部は海から風が吹いてくることになり、陸による摩擦のブレーキがなく、ひどい暴風になることがしばしばあります。
「台風の進行方向右側が風雨ともに一番強くなりやすいので東京がこのとき一番が荒れていたと思います(MaRuさん)」
正解です!
「台風の関東は右側で反時計回りの回転と台風の進む速度が合わさって猛烈な風が吹く。(ひらちゃん@スヌさん)」
そのとおり!
「関東が東半円なので、帰宅ラッシュと重なり関東での帰宅難民が話題になった時の台風だと思います(ちーちーさん)」
そう、そのときの台風です。ニュースで流れてましたね。
「蒸し暑そうな日本の様子をネットニュースで見ながら、涼しいスイスから投稿しました。(さやちびさん)」
うらやましい!!
「最近は回答を送った後にいつの日の天気図なのかを調べるのが密かな楽しみです笑 すぐに見つかる時もあれば何時間もかかるときもあります!笑(ゆうまさん)」
みなさん、それぞれの楽しみかたを見つけていただいて、ありがたいかぎりです!
今週の定石はこちら。
『台風中心の右側(東側)は、予想以上の暴風に備えるべし』
今回、正解したみなさんはこちら。
酔いどれかんちゃんさん、覇極流地方人さん、ゆうまさん、QK_247さん、MaRuさん、はいまっとさん、TemmaRyonoさん、のりきゅ~さん、ひらちゃん@スヌさん、さやちびさん、大塚さん、雄大積雲さん、coooさん、シアーライン。さん、まあこさん、ちーちーさん、tall_mugさん、竹垣に竹さん、indigoさん、ビル面さん、メロポンさん、さきたんさん、ベルヌーイさん。
正解したみなさん、おめでとうございます!
今週の問題はこちら。
今週の問題
この天気図のとき、どんなことが起こったでしょう?
ヒント
・ノーヒントでいってみましょう!
<答えはこの4つのどれかです>
1)北海道で40℃近い暑さの所があった
2)沖縄で40℃近い暑さの所があった
3)東京で-10℃近い寒さの所があった
4)高知で-10℃近い寒さの所があった
解答はこちらから↓
理由などとともにお願いします。
正解は再来週(9/30)に!