【今週・来週のみこみ】台風が南から熱を運んできそうです
秋雨前線があらわれて、暑さの盛りはすぎた日本列島。いったんは涼しくなったものの、素直に気温が下がってくれない。原因は、まだまだ南の暑い空気が強いため。
あらたに発生した台風13号が、沖縄や九州など西のコースで北上するのは、夏の太平洋高気圧が本州付近でまだ強さを保っていることをあらわしている。

台風13号が、北へ北へ進むということは、それだけ南から亜熱帯の暑い空気を引き上げてくるということだ。
しかも、太平洋には、いくつか台風になる気配の雲のかたまりがある。
これらが台風まで発達して、次々と北上してくると、列島を直撃しなかったとしても、日本周辺に暑い空気をどんどん補給することになる。
今のところ、今週・来週とも、関東より西は30℃を超える日がまだまだ多くなりそうだが…はたして台風が熱を運んでくるのか?
結果は再来週に!

『台風の動きが残暑の長さを左右する。次々と台風が北上すると、暑い秋前半に』
TEN-DOKU
前回(8/19)の出題は、「この天気図のあと、どんなことが起こったでしょう?」でした。
選択肢はこの4つ。
1)九州~本州の各地で、電線から火花が出た
2)太平洋側各地で大雪となって、コンビニが品薄に
3)関東で1週間ずっと雨が続いて、映画館が連日満員
4)連日の猛暑で、アイスの売上が過去最高に

正解は「1)九州~本州の各地で、電線から火花が出た」でした。
昨年の台風24号では、強い風によって海から巻き上げられた塩分が、電線や鉄道の架線に付着して、各地で塩害が発生。
電線から火花が出ている目撃があいついだり、電車の運休があいついだりしました。
電線などの絶縁体に塩分が付着することで、絶縁機能が失われるんですね。
台風だけでなく、発達した低気圧によって暴風が吹くときも、同じことが起こる場合があります。
この天気図のときは、列島の広範囲で暴風が吹きました。
海から塩分が運ばれてきた地域では、低気圧が抜けたあと各地で、電線から火花が出たのが目撃されたんですね。
「1)かなり強い風で、海水も巻き上げられ塩が電線に付着ショートした。(QK_247さん)」
「1,強い風が吹き海水が電線に吹き付けられたから(polarisさん)」
「海から入った強い南風で塩が電線に付き発火した。(ビル面さん)」
そのとおり!
「1番 台風並みに発達した低気圧の影響で塩害が発生してもおかしくないなと。(ひらちゃん@スヌさん)」
そうなんです。発達した低気圧は、台風と同じくらい風を吹かせることがあります。
「答えは1) 全く自信ありません!!(tall_mugさん)」
自信なくても、おみごと!
「久々に参戦します。(のりきゅ~さん)」
ひさびさの参加がうれしいです!ぜひぜひ気が向いたときに!
今週の定石はこちら。

『暴風のあと、海から近い地域は塩害の可能性も考えるべし』

今回、正解したみなさんはこちら。
QK_247さん、ゆうまさん、さきたんさん、ひらちゃん@スヌさん、雄大積雲さん、x卍たかし卍xさん、tall_mugさん、酔いどれかんちゃんさん、indigoさん、シアーライン。さん、ベルヌーイさん、はいまっとさん、ビル面さん、ジャックsakuraさん、polarisさん、のりきゅ~さん、おたべんさん、メロポンさん、マスターヨーダさん。
正解したみなさん、おめでとうございます!
今週の問題はこちら。
今週の問題
この天気図の時間、どんなことが起こったでしょう?

ヒント
・台風の中心が静岡県に上陸したくらいのタイミングです。
<答えはこの4つのどれかです>
1)青森で大量のリンゴが木から落ちた
2)東京で交通機関がマヒ
3)大阪で交通機関がマヒ
4)愛媛で大量のミカンが木から落ちた
解答はこちらから↓
理由などとともにお願いします。
正解は再来週(9/16)に!