【今週・来週のみこみ】夏っぽさが、ジワリと出てきそうです
少し遅れている沖縄の梅雨入り。今週はようやく梅雨に入りそうだ。
梅雨前線が沖縄あたりをウロチョロとして、ときどき本州付近にも顔を出す。九州~本州の各地でも、今週は晴れる日が長くつづかない。いわゆる、梅雨のはしり、梅雨のリハーサル。
ただ、この時期は、晴れさえすれば、グンと気温が上がる。しかも、来週は上空に暑い空気がやってくるので、晴れるタイミングでは気温が上がりそうだ。
九州~本州でも、30℃くらいの暑さになる可能性はじゅうぶんにあり。あとは、ちゃんと晴れるかどうか。

さすがに、まだ梅雨の本番前。
リハーサルをずっとやりつづけて、曇りや雨ばかりなんてことはないと思うが…。
晴れ間が出やすくなる来週(20日~)に、どこまで気温が上がるかに注目!

『5月は春と夏のデュエット。朝晩が寒い日もあれば、梅雨っぽい日も、真夏日も』
TEN-DOKU
前回(4/29)の出題は、「この天気図のとき、東京の天気は?」でした。
選択肢はこの4つ。
1)大雨
2)雷
3)曇り
4)晴れて猛暑

正解は「3)曇り」でした。
高気圧の中心が本州の東へ抜けて、西にある次の高気圧の中心がくるまで、ちょっと雲が多くなりそうな天気図です。
南には、低気圧や前線もあります。だいたい前線から300km北くらいまでが雨、500kmくらい北までが曇ることを考えると、東京は距離がやや遠く、雨が降るほどではありません。雲がぎりぎりかかりそうな一方、ぶあつい雲がたれこめる感じでもありません。
この日は、国内では25年ぶりとなる金環日食(太陽が月に完全に隠れずリング状に見える日食)が、福島県~鹿児島県の広い範囲で見られた日でした。
多くの人が空を見上げてみたものの、東京周辺は雲が広がってしまったんですね。ただ、雲がぶあつくなかったので、雲に切れ間もあって、5分ほど金環日食を見ることができました。
「関東平野は高気圧の後面に入っており雲が多いが、南岸の低気圧はまだ離れており、雨は降っていないと考えられる。(ベルヌーイさん)」
そのとおり!
「③の曇! 理由は、前線の雲がかかり始める位置であり、また、高気圧の縁に位置しているため。(IFさん)」
前線の雲のイメージがバッチリです!
「移動性高気圧の後面なので曇りと判断しました。でも曇りが話題になんかならないか。(おさかなマイスターさん)」
じつは話題の日だったんです!
今週の定石はこちら。

『東西に長くのびる前線は、北側300kmほどが雨、北側500kmほどが曇りの目安』

今回、正解したみなさんはこちら。
さやちびさん、ベルヌーイさん、ゆうまさん、雄大積雲さん、QK_247さん、たぁzさん、おさかなマイスターさん、IFさん。
GWでお休みモードのため、解答は少なめでした。
正解したみなさん、おめでとうございます!
今週の問題はこちら。
今週の問題
この天気図のとき、どんなことが起こったでしょう?

ヒント
・等圧線の数が少ないときほど、天気はややこしくなります。
<答えはこの4つのどれかです>
1)北海道でなだれがあいつぎ、スキー場の閉鎖も
2)本州で雷があいつぎ、お城に落雷も
3)四国で暴風があいつぎ、交通がマヒ
4)沖縄で強風による塩害があいつぎ、サトウキビに被害
解答はこちらから↓
理由などとともにお願いします。
正解は再来週(5/27)に!