こだわり強め編
「信じられないと思いますが、ハムにフレンチドレッシングぶっかけて目を瞑って食べればそれだけで生ハム食ってるかのような気分でワインがぶ飲みですメルシャン」
言われたとおりに目をつむって食べてみましたよ。すると、ああ、なんかわかるかも! 生ハムかと言われたら違うような気がするんだけど、とにかく高級な西洋料理の味がする……。
しかし、う〜む。この組み合わせに関しては一度では理解しきれないぞ。ちょっともう1枚食べてみましょう。
うん。やっぱりうまいな、かなりうまい。
ドレッシングの酸味や華やかな香りが、ハムの風味を引き立てるんですよね。生ハムかどうかは置いておいて、とてもワインに合うつまみであることは間違いないですし、というか、生ハムだと思って食べれば、確かにけっこうそんな気になれる一品です。
「ハムにサムジャン(もしくは甘い味噌)のチューブを垂らして酒のあてにする事があります…」
サムジャンとは、韓国料理の「サムギョプサル」などを食べる際、肉や具材と一緒に野菜に巻いて食べる合わせみそのこと、だそうです。
食べたことはあるはずなんですが、サムジャンというものとしては今まであまり認識していなかったかもしれません。が、大きめのスーパーに行ってみると普通に売られていました。
で、これをハムの上に絞り出して、
おー、これまたいいですね! コチュジャン系の旨味、辛味もあるけれど、わりと穏やかでさっぱり味。それがハムと合わさることにより、どこか焼肉っぽい味わいになって、確かに良いつまみです。
サムジャン、やきとん屋さんでたまにある辛みそ的に、肉料理に足してみたりとか、いろいろと使い道がありそうだな。
「割と定番っぽい感じはしますが、粒マスタードで食べるとか」
うますぎて、もはやだんだんやる気がなくなってきました。料理ってこれでいいんだって。
そもそも粒マスタードがうますぎるんだよな。味、食感、ともに極まっていて。それを味わうためのハム。という感じ。
「ハム+マヨネーズ+塩コショウも好きです」
もちろんうまいんですが、ちょっとしょっぱいですよね。個人的には、塩コショウではなくてコショウでいいと思いました。
が、思い出したのは、閉店してしまった名酒場、木場の「河本」で昔、隣り合った常連さんが教えてくれた、ゆで玉子の食べかた。その方は、おつまみメニューのひとつ、ゆで玉子に、塩コショウとマヨネーズをこれでもかとかけて食べるのが好きなんだそうです。実際まねしてみたら酒がすすんでしょうがなかった。そんなことを思い出してしまうような、印象に残る一品でした。
ぎりぎり料理未満? 編
「かいわれ大根をハムマヨで巻きます!」
面目ないことに僕、こちらの方のリプライに対しては、「美味しそうですけどぎりぎり料理の範疇になってしまうので、今回はすみません」とお返事したんです。だって、さすがにそれはもう、「かいわれのハム巻き」という料理じゃないですか。
けれども!
やっぱり食べたいので作ってしまいました。
もうね、これまでとは味や食感の複雑さが違いすぎて、同じ土俵で語ってはいけないものです、これは。
感想メモには「要人に出す一品」と書き残されていました。
「そこにコンビニとかでも売ってる青ネギの刻んだのを山盛りにしてどうぞ」
同じくなんだけど、ぎり薬味の範疇かなと思って作ってみたのがこちら。
こ〜れ〜が、うまい! ねぎのしゃきしゃき食感とハムの塩気とマヨのコク。「ハムマヨねぎ巻き」として、居酒屋おつまみの定番になってもまったく不思議ではないですね。
「その時冷蔵庫に有ったチーズを巻きます」
森永乳業「クラフト 切れてるチーズ」がそのとき冷蔵庫にあったので巻いてみました。うまいよ、そりゃあ。
「ハム1枚に韓国のり1枚を巻いて」
あ、これは今までになかった感じでおもしろい。
印象としては、韓国海苔がハムに勝つんですよね。両者が混ざり合っているようないないような、という感じ。けれどもその違和感が楽しく、ついついまた1枚と食べたくなってしまうような。
酒のつまみとしては、話題性も含めて良いかも。

