特集 2025年10月10日

初めての霊芝(れいし)体験

霊芝を飲む

煎じた結果、めちゃくちゃ茶色の液体が完成した。これが霊芝を煎じたもの、健康のために飲まれてきたものだ。匂ってみるとやっぱり特徴のある香りはない。問題は味だ。どのような味なのだろう。

017.jpg
にが!!!

苦い。とても苦い。苦い以外に言葉が出てこないほど苦い。苦味のお手本があるとすればこの苦味だ。苦いのだ。どこまでも苦いのだ。苦いに苦いをかけて、苦いで割ったところに苦いを足したような苦いだ。苦いに全振りしたような苦味だ。

018.jpg
苦味で苦しい!!!

苦味の向こう側に甘み、ということはない。苦かった。向こう側もきちんと苦い。良薬口に苦しと言うけれど、苦味だけで考えると霊芝は良薬だ。だって苦いんだもん。勘違いかな、と思い、もう一度飲むと、やっぱり苦かった。この苦味は嘘をつかない。本物の苦味だ。

019.jpg
牛乳で割ってみる!

牛乳は全てもマイルドにしてくれると思っている。辛さも牛乳さえ入れればマイルドになる。それを信じて入れてみる。結果、牛乳はすごいですね、という感想が生まれる。牛乳味になるのだ。ただ霊芝も負けてない。その向こう側にまごうことなき苦味があった。

020.jpg
食べてみる!
021.jpg
すんごい不快な食感!

おそらく霊芝は美味しいとか、不味いとかではないのだ。体によさそう、という話だ。ちなみに一度煎じたものをさらに細かく切って煎じたら、苦味は薄いものになった。それでも苦いけれど。

022.jpg
味噌汁を作ってみた!

椎茸の出汁は美味しいので、霊芝を煎じたものを出汁と考え、味噌汁を作ってみた。美味しくはなかった。驚いたのだけれど、苦味がさらにクローズアップされた味になった。ただこの後、食欲はすごくあった。そのような効果もあるのだろうか。

023.jpg
苦味が癖になって飲んじゃうんだけどね!

苦味さん、こんにちは!

こんなにも苦いものが世の中にはあるんだと驚いた。ほぼ苦いとしか書いていない。だって苦いのだ。人生で一番苦かったと思う。ただ逆に苦すぎて、もう一度この苦さを味わいたいと思い飲んでしまう。霊芝にはそのような力があるのかもしれない。

024.jpg
色は紅茶っぽいよね!

参考文献
「食品加工総覧 素材編」農文協編 農山漁村文化協会 2009

編集部からのみどころを読む

編集部からのみどころ
ロイヤルゼリー、朝鮮人参などと並んで高けー健康食品のイメージのある霊芝。名前はよく聞くけど何か知らなかったのですがきのこだったんですね。 前半、全編「苦い」だけの記事になりそうであることを危惧した地主さんがわざわざ山に入ってくれたのでは……、と思うと記事づくりに対する真摯な姿勢が伝わるのではないでしょうか。「真摯」の語源は山に入ることですからね。嘘ですが。(石川)

ささやかなおまけ
記事に使わなかった写真

ここから

デイリーポータルZをはげます会

会員特典コンテンツです

この先は「デイリーポータルZをはげます会」会員向けの有料コンテンツです。会員になるとごらんいただけます。

 

<もどる ▽デイリーポータルZトップへ

記事が面白かったら、ぜひライターに感想をお送りください

デイリーポータルZ 感想・応援フォーム

katteyokatta_20250314.jpg

> デイリーポータルZのTwitterをフォローすると、あなたのタイムラインに「役には立たないけどなんかいい情報」が届きます!

→→→  ←←←

 

デイリーポータルZは、Amazonアソシエイト・プログラムに参加しています。

デイリーポータルZを

 

バックナンバー

バックナンバー

▲デイリーポータルZトップへ バックナンバーいちらんへ