閉店したお店のご自由にの切なさ
水が染みてふやけてしまう前に、絵葉書「奈良全集」を確保。
などと文句を言うのは無粋ってもの。なぜならこれは、ご自由にだから。
やっぱり使わないかな、と、そっと戻しました。
というがっかり感(失礼)は、ご自由にあるある。
これ、超ピンポイントながら、欲しい人はものすごく欲しいんじゃないかな。僕も今でも、やっぱりもらって帰ればよかったかな〜、とほんのり思っているくらいのレアものでした。
酒器や調理器具大好きっ子の僕にとって、大興奮なラインナップのご自由に。特にこの、
板と、めん棒? お菓子とかを作るときに使うものかな? など、ものすごくいいもののように見えて気になったんですが、そもそもなにに使うのかよくわかっていないうえ、重そうなので遠慮しました。
その代わり、韓国料理で使われる石鍋。これも相当に重かったものの、ありがたくいただいて帰って洗ってよく手入れし、
などを作るのに使わせてもらっています。
あれから1年か……。
僕がコレクションしているもののひとつに「業務用チューハイグラス」がありまして、まだ持っていなかった「樽ハイ倶楽部」のものがあったので、ありがたくゲット。
それにしても、閉店してしまったお店のご自由にはストーリーを感じすぎてしまって、やっぱり切ないですね。
服、ココナッツ酢、プラッシー
まだまだあるのでどんどんいきましょう。
ずいぶんお子さんが喜びそうなご自由にと思いきや、
なんてパターンもあります。
賞味期限が近すぎてこの時は遠慮したのですが、今、猛烈にどんな味なのかが知りたい!
ここではなんとレアもの、
これで家でもコース宴会ごっこができるぞ〜! まだ一度も使ってないけど……。
なんだけど、
この、支柱が赤い棚とかすごいかわいいけど、びびってなにも持ち帰れませんでした。万が一、あの立て札を引き抜いてよく見てみたら、「無料デアルトオモッタラオオマチガイダ!」とか書いてあったらこわいし。
どれもスポーツ寄りのものだったので自分の趣味には合わず遠慮したけど、みんなもっと着なくなった服をご自由にで出せば、楽しい世界になるのになと思いました。
続いては、閉店してしまったらしきお米屋さんの店頭で見つけたご自由にです。
と思って箱を開けてみると、どうやら「プラッシー」という飲料のオリジナルグッズらしい。プラスチックとガラスコップの2重構造デザインが凝っていて、月光仮面っぽいようなキャラクターの昭和感がたまりません。
赤と白をひとつずつお持ち帰り。