最新のiPhoneの外見上の一番の特徴といえば、やはりなんといってもカメラの目玉が2つも3つもついていることだろう。
逆に言うと、ここさえ再現してしまえば遠目には6も12もわからないにちがいない。リンゴのマークの位置が違うとか、そういうマニアックなマイナーチェンジは無視してしまって大丈夫なのだ。
目玉模様を使った擬態というのは、昆虫の蛾や蝶などによく見られる戦略だ。偶然とはいえiPhoneの偽装でも同じやり方を採用することになったのがおもしろい。
写真を撮りたくなったら、さっと出して、さっと撮影して、さっとひっこめる。
これで、横で見ている者の目には、iPhone12ユーザーとして写るはずだ。動体視力に優れた猛者にツッコミを入れられる日を待ちながら過ごそうと思う。