では、そんな愚行のためには、材料が必要だが、柴(鯉)のぼりとして大空を泳がすためにも、薄くて軽めの布的なものが理想であろう。
と、考えてみたところ、そうや。アレを使えばええんや!ってことで、部屋の襖からサルベージされたのが、この
布団カバー! って、このくだり、デジャブ。ちょうど前回の柴ツイッター工作でもやった気がするが、布団カバーったらそれだけ万能ってことで、みんなも捨てないでおこう。
そして、のぼりなりに、それなりの長さにしたいので、これを半分に切って、つなげて、
びよ~んとしたのぼりを作り出そう。って、この細長いスペースに、柴犬的な鯉のぼりを描かなきゃいけないの? 何それ。自業自得だが結構な苦行。さっそくどう描いていくか悩むが、
描きやすいように、ちゃんと顔を見せてくれるもも。いい犬。が、描き進めていくと、
マジックを食べたがるもも。ダメ犬。ちょっとどいてくれたまえ。そしてほぼ描き終えたが、さっき明らかになったように、鯉のぼりには
「おかっぱ全裸BОY」がオプションで添付してる模様。これ、うちのだけかと思ったら、
町なかで、たまたま見かけた鯉のぼりにも
添付されていたのでデフォルトとだと思われ(たぶん)、せっかくだし、愛犬にへばりつく飼い主(僕)自身として
具現化しておこう。嫌な予感はするが、ひととおり描き終えたら、続いて着色に突入や!
ではアクリル絵の具にて、柴犬色でドバドバ塗っていこう。柴犬の鯉のぼり、なるものゆえに、各パーツが謎過ぎて
一体何を塗っているんだかよくわからない。しかもそれなりに広大なスペースゆえ、早々に飽きてくる。
ちゃんとのぼりっぽくなるのか気になるが、その時。ふと現れたのが
おかっぱ全裸BOY。面と向かうと、顔の変態圧にもやられる。
なんとか負けず、本家のBOYのように、赤っぽく塗っておこう。お尻も赤尻に。何なんだろう、この作業。筆も進まないが、そんな不憫な飼い主を見かねてか、
ももが励ましに来てくれたので、なんとかやり遂げよう。こうして
最後尾のシッポ部分まで、塗り終えたところで!
塗った所に、この後の悲劇が想定内なほどガッツリОNされつつも
あらためて、前半部、後半部を、縫い合わせ、
これにて、邪魔じゃないはずのカワイイ柴犬鯉のぼり、こと「柴のぼり」が爆誕したので、空に飛ばしてみようじゃないですかッ!