デジタルリマスター 2023年9月9日

私の考えたフリスクデコ3つ(デジタルリマスター)

ステキ!高分子化合物

デコ、といえば「ラインストーン」が付き物である。びっしり並んだ光る石。それ、何かに似ていないだろうか。

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オレのことかい?

そう、フリスク自体だ。フリスクの粒々を、パッケージの外側にびっしりと!フジツボのように!草間さんの作品のように!

そういうデコを、見てみたくはならないか?ただ、食べ物をそのまま貼り付けるのはいただけない。ひとつ、型をとって、「あるもの」で増産しよう。

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もう粘土とかの素材専用となっている、うちのかわいそうな のし棒。
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ひと粒、いけにえを差し出し、ムギューと押し込む。
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型に干渉しないように取り出すのはかなり地味に難しいのだった。
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フォカッチャみたいになった。満面ゴレンジャーというか。

考えたのは、油粘土にいくつも型を作って、そこにシリコンを流し込んで固めるという方法。シリコンは今回「メス型」ではなく「オス型」、つまり完成品のツブツブとなるのだ。粘土で型取ってシリコン流して終わり。なんだか楽そうだ。ほほ、楽しくなってきたぞ。

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硬化剤をきっちり量ってよくよく混ぜる。
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なるべく糸のように垂らし…しかし垂れ先が激しく遊んで、けっこう入れづらい。
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蜂の巣みたい。このまま半日弱くらい待つ。
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さあ、シリコンの、ここが一番快感であることよ!
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まごうことなき「滑り止め」風。

おお、多少形はいびつなれど、くにゅくにゅとやわらかい「生フリスク」がここに誕生。お口に入れればほろっととろけます(ません)。

もったいないが、ツブツブに切り分けよう。

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バリ取りも、切り易いのでなお楽し。
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どれが本物でしょう(真ん中下あたりの、光沢のあるものがそれ)他はけっこういびつだったよ。

さてこれをどうやって、あのプラスチックのパッケージに貼り付けるか、だ。

実はシリコンは、普通に売ってる接着剤のどれとも相性が悪い。瞬間接着剤、Gボンド、まったくダメ。専用の接着剤もあるが、高いし、買いに行くのも面倒だ。

いっそのこと「シリコンで」ケースごと作ってしまおう、と路線変更することに。さあ、忙しくなってきた。

⏩ なんと次ページまで続く

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