板橋区立こども動物園
都営三田線の板橋区役所前駅で降りて歩くこと10分、「板橋区立こども動物園」に着く。この動物園は東板橋公園の一角にあるわけだけれど、多くの動物園に見られるような檻は少なく、ほとんどが動物と触れ合えるスペースになっている。
スペース内に入ると、ヒツジやヤギが自由に歩いている。決して広いスペースではないけれど、人も少ないので好きなだけ動物をおさわりできる。動物が怖い僕にはかなりの恐怖スペースでもあるわけだけれど。
やはりここも子供が多い。動物園というよりは秘密基地に近い印象を受ける。もし子供の頃、家の近所にこのようなところがあれば絶好の遊び場となったことだろう。そうだったら僕の動物が怖いというある種の病気は発病しなかったかもしれない。見るのは好きなんだけどね、触るのは恐怖なのだ。
板橋区立こども動物園 ※2018年から休園、その後2020年にリニューアルオープンしたそうです(デジタルリマスター版公開時追記) |
万騎が原ちびっこ動物園
横浜市の二俣川駅から15分ほど歩くと「こども自然公園」に着く。その一角にあるのが「万騎が原ちびっこ動物園」だ。無料の動物園は「こども」や「ちびっこ」などと命名されているところが多い。ふれあいコーナーがメインの物が多く対象年齢が低いためにそう命名されているのだろう。
ふれあいコーナーは対象年齢が低いというのはふれあう動物が、モルモットやヒヨコ、うさぎだったりするためだ。マレーグマやトキなどだったら「おとな動物園」と命名されたことだろう。「おとな動物園」ってなんか地方の歓楽街とかにありそうだな。
ふれあいコーナーがこの動物園のほぼ90%を占めている。残りはニワトリを中心とした鳥ばかり。僕が訪れた日は近くの幼稚園が遠足に来ていたようだが、何人くらいがニワトリを見て美味しそうと思ったことだろうか。僕も焼き鳥が食べたくなった。
子供の無邪気にあこがれる
ここのふれあいコーナーには先の板橋の動物園にいたようなヤギやヒツジはいない。ヒヨコやモルモットが中心だ。この動物園の主役はヒヨコやモルモットなのだ。他の動物園では他の動物の餌になりそうな物が主役というのは本人(ヒヨコなど)も「マジで!」という感想を持ったことだろう。
団体と一般客とではふれあいコーナーが別れているので、一般客の僕はゆっくりとふれあうことができる。ただ一般客スペースは家族連れが多く、一人で訪れていた僕は少し恥かしかった。しかも動物が怖く、恐る恐る動物を一本指で触る物だからなんだか目立つ。隣の子供は普通に触っていて頼もしく感じた。
万騎が原ちびっこ動物園 横浜市旭区大池町65-1(こども自然公園内) https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/makigahara/ |