これからもフラミンゴを探します
ずっと気になっていたフラミンゴについて調べた今回の企画、いかがでしたでしょうか。地元の人だけがうっすら意識していたフラミンゴ。言われてみれば確かにあるよね、みたいな存在。まさか7体も見つけられるとは思っていなかったので嬉しい結果となりました。
鵜原は興津からちょっと北。勝浦と興津の間にある町だ。鵜原理想郷という名前の方が通りが良いかもしれない。とにかく海が綺麗で良いところ。
教えられた場所に行くと、家が10軒ほど建っている集落があった。車を降りて探すと確かにフラミンゴが見つかった。情報の精度高杉晋作。
持ち主のおばちゃんに話を聞いてみた。
おばちゃん「息子が行川アイランドで働いてたのよ。それで閉園の時に記念でもらったの。散らかっててごめんなさいね、1週間前に家を新築したばっかりでここはまだ片付けてないのよ。」
本当は最初、フラミンゴは倒れていた。撮影の為に僕が起こしたのだ。庭を片付けたらちゃんと設置するのだという。
おばちゃん「宅配便の人なんかも、フラミンゴの家って事で迷わず来れるみたいよ。」
確かに。どう考えても目立つ。家にこんなフラミンゴがあったらいいよなーと心から思う。なぜもらわなかったのだ、父よ、母よ。
おばちゃん「あら、そのTシャツ、勝浦のやつね。」
取材中、カツオまつりのときに買った勝浦人Tシャツに気付いてくれたので話が弾んだ。
松本「そうなんですよ、なんて言ったっけ、勝浦の洋品屋さんで買ったんですよ。」
と言うと、
おばちゃん「せきとくね!」
と即答。勝浦周辺では有名な店らしい。カッピーのTシャツも売ってるらしいので、今度房総に行ったらまた寄ってみようと思ってます。こういう地元アイテムを持っていると取材がしやすいというのが今回の学び。
ここでも他にフラミンゴを知らないか聞いてみたけど、他には見たことないとの答えだった。情報が途絶えてしまったので自力で探すかと、更に北上した。
勝浦は和泉くんが見たことないというのでスルーして、いざ御宿へ。
平成の新島とも呼ばれる御宿。夏になると若者が大挙して押し寄せて色々して帰っていく街だ。とか書くと御宿の人に怒られそう。この街にも同級生がいるはずだけどあまり親しくないので家とかは知らない。
興津の例にならって観光案内所で聞いてみるも、見たことないとの答え。その辺で聞いてみても知らないと言う。どうやらここまでだ。
御宿は月の沙漠の街で、見掛ける動物オブジェはラクダばかり。すっかりフラミンゴは姿を消した。
月の沙漠、御宿を探したがやはりフラミンゴは見つからなかった。もしかしたらどこかにあるのかも知れないけど、そもそも4体あった興津でだって教えられなきゃ見つからないような場所にあるので自力で探すのは容易じゃない。房総弁で言うと「かっ!こらしごとだ!」である。
御宿には無い、という結論に至った。
ちなみに、行川アイランドの南側である小湊でも観光案内所の人やお巡りさん、それと母に聞いてみたが見たことないという。僕も小湊は散々歩き回ったけど見たことないから、多分無いと思う。
という事で、今回はここでフラミンゴ探しは終了。7体発見という事で終わりにしたい。
ずっと気になっていたフラミンゴについて調べた今回の企画、いかがでしたでしょうか。地元の人だけがうっすら意識していたフラミンゴ。言われてみれば確かにあるよね、みたいな存在。まさか7体も見つけられるとは思っていなかったので嬉しい結果となりました。
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