お礼品を自慢し合う会
編集部のみんなにもふるさと納税を体験してもらい、届いたお礼品を自慢しあう会を開催した。驚くことにふるさと納税がはじめてだったのは僕だけだったようだ。毎日顔を合わせていたのに、みんないつのまに先を行っていたのか(ちょくちょくふるさと納税の話は出ていたのに僕が放っておいただけです)。
みなさん、自慢のお礼品を見せてください!


まずは林さんのもとに届いたお礼品から。宮古島から宮古まもる君型あわもりと、静岡県下田市から届いた生しいたけである。一目で酒飲みとわかるラインナップだ。

生しいたけはきのことして規格外にでかかった。庭にこれが生えてきたらちょっと引くレベルである。
ただ、ひっくり返して皿に並べた瞬間、食材として美味しそうオーラを強烈に放ってくる。



まずもっていい香りなのである。
本当ならば焼いたりすると美味しそうなんだけど、設備の都合上レンチンになってしまった。だがこれがいい選択だった。ふかふかの生しいたけにちょっとだけ熱を加えることで身がキュッとしまるのだ。傘の後ろのひだが細かいのでポン酢が入っていかない。



噛むほどにしいたけのダシが鼻に抜ける。そしてこの食感。これ以上でもこれ以下でも満足できない歯ごたえである。

編集長林の自慢が続く。
次は宮古島からのお礼品「宮古島まもる君あわもりボトル」である。宮古島まもる君についてはDEEokinawaの記事がくわしいのでここでは割愛しますが、沖縄の宮古島で愛されている交通標識みたいなものらしい。宮古の人はそれにあわもりを詰めてお礼品として送ってきた。



最高である。
まずこの手作り感あふれる宮古島まもる君のボトルが最高だと思っていたのだけれど、いざ中身のあわもりを飲んでみると、味の方も最高だった。
甘みがあってするする飲める。ただ度数が強いので、みんな泣く泣くなめるだけにとどめておいた。帰ったら僕も宮古島に寄付したい。
あわもりで場の空気が温まったところで、僕のところに届いたお礼品の自慢に移ります。
自転車のサドルです。詳しくは1ページ目をご覧ください。

自転車のサドルは「極端に細い」「すごく細い」「まあまあ細い」「細い」の4種類があって、つまり全部細かったので上から2番目の細さのものを選んだ。
ちなみに寄付先の愛知県岩倉市は、愛知に住んでいても名前は知っているけど行ったことはないな、くらいの場所である。僕が住んでいた大府市もまさにそのくらいなんだけど。



さんざんな言われようだが、座ってもらえばわかると思うのだ。まず前のサドルに座ってみてください。

でしょう。じゃあ次はふるさと納税のお礼品であるコンフォートサドルに座ってみてください。


林さんも藤原くんも、自宅に自転車を持っているということなので座ってもらったのだけれど、そもそも家の自転車のサドルが痛くないということなので残念ながら共感が得られなかった。いつかコンフォートサドルのコンフォートさが理解できるくらい痛いサドルに出会うといいと思う。
「そんなことより僕のお礼品見てください。」
サドルをしりめに、編集部石川が別の場所で自慢を始めた。

編集部石川のもとに送られてきたお礼品はこちら。

針金でできた動物である。なんと僕の出身地である愛知県大府市からのお礼品だった。石川さん、大府に寄付してくれてありがとう。そして愛知県よ、サドルとか形状記憶合金とか、ちょっと凝りすぎではないか。
ところでこの針金動物、なんに使うんですか?
「これ、形状記憶合金でできていて、ぐしゃぐしゃにしてもお湯をかけると元の形に戻るんです」




すごい。すごいけど、なぜ?という気持ちも3割くらい残る。なぜ動物を針金で作ったのか、なぜお湯をかけると元に戻るのか、なぜ大府市はこれをお礼品としたのか。
いずれにせよ戻り方がものすごい一瞬だったので、見逃した人のためにスローで撮っておいたので気になる人は見てください。