日本にバーミヤンは何店舗ある?
ほり:続いて第2ラウンド
バーミヤンは中華料理のファミレスで、すかいらーくグループの飲食店の1つ。同グループにはガストやジョナサンがあるが、果たしてバーミヤンの数はどうだろうか。
りばすと:バーミヤンは少ないよ?
北向:ほりさん、ヒントカード「ラウンドワン」を使いたいです
りばすと:西松屋が残った。最悪だ~
北向:りばすとさんは西松屋に詳しくなさそうなので、残しました
ほり:北向さんはこれでバーミヤンとラウンドワンの店舗数の比率さえわかれば、簡単に出せちゃいます
北向:いや分かんないなぁ~
りばすと:バーミヤンって珍しいですよね
北向:珍しいですよね。一個一個数えたほうが早いかも
ほり:(珍しい……? (心の声) )
10分が経ち、答えが出たようだ。
石川:148店舗
北向:198店舗
今度は3人とも似た数になった。
ほり:では、一番少ないりばすとさんから
「都内にガストは10店舗」とのことだが、実際のところ都内にガストは179店舗もある。これは大誤算……!(ぐるナイの途中の予想のナレーションみたいな言い方)
ほり:続いて、石川さん
ほり:道から攻めたというところですね
りばすと:確かに、私が初めて行った店も幹線道路沿いにありました
石川:「1店舗ずつ」のところが根拠がなく不安です
ほり:続いて、北向さんお願いします。
北向:実は、すかいらーくグループで働いた経験があります
ほり:おや……?
北向:……ただそれだけです
ほり:では正解を発表します!正解は……364店舗です。北向さんに2ポイント、石川さんに1ポイントの順位点が入ります。
北向:「かける2」じゃなくて「かける3」にすればボーナス点が狙えたな……
石川:僕も、道の数に対して2店舗ずつにするか迷ったんですよね
ほり:結局、パラメータに当てはめる数値が大事になってきますね
試合前に「苦手」と宣言していた北向さんが2ラウンド続けて1位となり、すでに6ポイントの独走状態。ヒントカードの使い方がうまい。
日本に洋服の青山は何店舗ある?
次は第3ラウンド。全4ラウンドなので折り返しだ。
すかさず動き出したのはりばすとさん。
北向:ここに来て西松屋が活きてくるとは…
石川:洋服の青山の前でマクドナルドは無力…
りばすと:洋服の青山って、幹線道路沿いじゃないですか?
石川:東京の地理に惑わされないようにしたいですね
ほり:みなさんが思い浮かべる洋服の青山のうち、いくつかはAOKIの可能性もあるので注意してください。あと、はるやまもあります。どれも青系なのでややこしいです
果たして、推定結果は…
北向:777店舗
りばすと:876店舗
石川さんと他2人で、大きく差が開いた。
ほり:ラッキーセブンにするために「ちょい足し」をしましたね
ほり:答えは、 685店舗です!北向さんが順位点2ポイント、ボーナス点1ポイントで計3ポイント。りばすとさんが順位点1ポイントです
りばすと:北向さんすごくないですか?
北向:いちばん根拠が薄い人間が1位とは……
りばすと:北向さん、「ちょい足し」をしていなければ誤差10パーセント以内でボーナス点が2ポイントでしたよ
さて、ここまでのポイントを振り返ると、
りばすと:2ポイント
石川:1ポイント
と、北向さんが3連続トップで独走状態。自信が無さそうだった割には、これまで精度の高い答えを導き出してきた。先にも述べたが、競技フェルミ推定では、プロセスではなく結果がすべて。仮置きする数値の精度が勝負に大きくかかわってくる。そういった意味ではシンプルな計算式と鋭い数値感覚で答えを出す北向さんのスタイルが功を奏しているのも頷ける。

