ドミノは連鎖する
今回の実験で最初5センチ程度の木片から、ドミノの連鎖を使うことで2メートルの壁を倒すことができることがわかった。
あの風、音、迫力はシミュレーションではわからなかった部分である。それを感じられたんだから、私物の三脚が壊れたことくらいどうってことないのだ(引きずっています)。
いよいよドミノを倒す時である。
並べ終えたところですでに完成した感がすごいが、やはりドミノは全部倒れてこその成功だろう。
せっかくなので近くにいた社員を呼んできた。上手く行ったらみんなで喜んだ方がうれしいに違いないのだ。
なぜ社内でドミノをやろうとしているのか、ダンボールは買ったのか、最後の敵みたいなやつはどういうことなのか、など。いきなり来た人に簡単には説明できなさそうだったので「余興で」ということにして進めさせてもらった。
どこの会社にこんな余興を業務時間中にやる部署があるだろう。寛大な会社で本当によかった。
本当です。予定通りいけば最後は2メートルのラスボスが倒れます(途中で見に来た総務担当に許可を取りました)。
倒す前にもう一度『ポケモンスクランブルSP』の世界観をおさらいしておきたい。キーワードは「かんたんタップでぶっとばして気分爽快!」。その通りになれば成功である。
では、いざ!
タップは簡単だった。ただ、ぶっ飛ばず、である。
ラスボスをぶっ飛ばすどころか、3つ目の木で止まってしまった。これはどうやらコマとコマとの間隔が狭すぎたようだ。あと木の表面の摩擦で引っかかっているような気もする。
もう少し大きめの、そして表面がつるつるした木を幅を詰めて並べ直して再挑戦である。
ドミノの連鎖は風を起こしながらダンボールの壁を倒していく。
成功した。
かんたんタップからの連鎖で、2メートルのラスボスが倒れる瞬間を、大迫力の映像でごらんください。
想像以上の大迫力である。本当はカメラすれすれのところに倒れてくる予定だったのだけれど、前の壁に押されて滑ったのか、最上部がカメラを直撃した。
以上、現場からお届けしました。
ちなみに実際のゲーム画面はドミノを使わなくても、タップひとつで強そうなポケモンたちをぶっ飛ばすことができます。
動画はこちら。ぶっ飛ばしすぎなような気もしますが。
確かにハマる気持ちもわかります。
今回の実験で最初5センチ程度の木片から、ドミノの連鎖を使うことで2メートルの壁を倒すことができることがわかった。
あの風、音、迫力はシミュレーションではわからなかった部分である。それを感じられたんだから、私物の三脚が壊れたことくらいどうってことないのだ(引きずっています)。
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