特集 2026年8月24日

遠くまで行って散歩する~名古屋

週末に名古屋を散歩してきた。観光じゃなくて散歩だ。
9月に名古屋でイベントをするので、まずはなんとなく歩いて気になるものを見てきた。
 

1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。
編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー)

前の記事:マイナーリーグのグッズが沼

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細かすぎるものから始めます

散歩なので観光地には行かずに住宅街やスーパーを歩いてみた。まずはそこで気になったものから。

コンビニの文字がでかい

A4を4枚つなげてA2サイズの文字にしている。この写真をインスタグラムに載せたところ、東海在住の知人から「こんなのない」とメッセージをもらったので私が特殊な店を見つけたのかもしれないが、出会ってしまった。
1軒はバスから見えるほど大きかった(翌日わざわざ見に行った)。
文字も大きいし、おせちの予約も早い。

スガキヤパウダーも売っていた。一袋25円
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見てますポスターが進化して、誰が見ているかが明記されていた

これが比喩じゃなくて本当に向かいのビルとかから見てたら相当怖い。

太閤通に同じ会社のネオンがたくさんあった。

地元の住宅メーカーらしい。アーバンだけどAIが手を抜いて作ったような景色になった。

同行していたべつやくさんが「グループ」の文字がグーグルの配色だと言っていた
裏は​​​​​社長の顔だった
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名古屋らしいもの

名古屋と言えば店の入り口のパトランプ

すごく昔にデイリーポータルZでとりあげたことがあるが(こちら)、まだ健在であった。
ただ、昔ほど多くはないような気がする。どうなんでしょうね。

こちらも過去にデイリーポータルZでとりあげた屋根

名古屋では、歩道に屋根を伸ばしている店が多い(こちらの記事)。ホテルだけではなく、居酒屋や小売店もこうなっている。写真左はジーンズショップだ。古い繁華街でよく見かけた。

再開発された新しい町並みはシンガポールなどの東南アジアのダウンタウンのように美しかった。イメージで語っているだけで行ったことはない。 

バス停が日本っぽくない
名古屋名物の富士山滑り台の実物も見られた

このタイプの滑り台は名古屋だけにあるらしく、写真集まで買っていたが実物を見られてちょっと感激した。

大須の珍しい信号も健在

ちなみにこの信号は2004年にも撮影していて、こちらがそのときの写真(そのときの記事

LED化されているのが分かりますな

旧タイプの方が一体感があって異様な雰囲気がある。 

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買ったもの 

もしかしてここは ぷにぷにしたものの天国か

スーパーを数軒見たが、寒天・ゼリー類が多かった。オブラートに包んだゼリー菓子は豊橋の名産なので東海地方はぷにぷにしたものが多いのかもしれない。ういろうもそうだし。
歯ごたえがなく、うすら甘いものが好きなので天国である。 

ういろうはレベルが違った

庶民的なお菓子だと思っていたが、デパ地下のういろうは美しかった。 虎屋ういろという伊勢の店だった。

一色のういろうに比べて熱帯の昆虫ぐらいカラフル

寒天ゼリーやえびせんなど近所のスーパー気分で買い物をしてしまった。パンパンになったエコバッグとともに新幹線で帰ってきた。

そしてえびせんの種類が多い

えびせんの品揃えが多いのでせんべいコーナーが赤い。大きいタイプ、大きい小判型、細かいタイプなど、えびせんのバリエーションが多い。東京に帰ってきて近所のスーパーを見るとえびせんは2種類だけだった。

このほか、スーパーで目立ったのはこの3つ

白だし、赤味噌、パウンドケーキ

白だしと赤だしは愛知県のものなので多いのは分かる。だが、パウンドケーキは意外だった。ヤマザキの見たことがないブランデーケーキや、パウンドケーキがパンコーナーの脇にあった。

きしめんは乾麺、生麺ともに1~2種類しかなった。家で食べるものではないらしい。

ピアゴがでかい 

ピアゴが大きくて感動した。

感動の理由が少し長くなるが説明したい。

ピアゴはユニーグループのスーパーである。
東京にはユニーグループの「ミニピアゴ」というコンビニが数年前まであった。ピアゴのミニ版という意味である。
だが、もとのピアゴを知らないため、「ピアゴ=コンビニ」だと思ってしまった(そう思っている東京の人はいるはず)。
でも名古屋に行くと本来のピアゴがあり、その大きさに感動する。

トイプードルしか知らない人がスタンダードなプードルを見て驚くようなものだ。

ミニピアゴは別資本になり店名が変わった(しかもそれが一夜城のように一晩で全て変わった)ため、懐かしさもある。ピアゴらしい冷房のきつさも懐かしい。うちの近所のピアゴはいつも冷房がきつくてよく結露していた。

写真を撮ったピアゴは中村店。予備知識なしで行ったところ、元遊郭の地域だそうで向かいがソープランドでびっくりした。 

栄のココカラファインもでかい。パルテノンのよう

名古屋といえばコーワ(キャベジンやバンテリンなどを作っている)なので、コーワの製品が多いかと思ってみたのだが、マツキヨココカラのプライベートブランドが目立つところに置いてあった。資本主義。 

隣のアップルストアが貧弱に見えるほどココカラファインが大きい

台湾エブリウェア 

台湾が多い

台湾を売りにしている店が多かった。
・台湾ラーメン、台湾ラーメンのアレンジメニューを出している店
・中華料理ではなく台湾料理を名乗っている店
・純粋に台湾の料理を出す店
このいずれかのパターンだと思う。台湾ラーメンについてはこちらの安藤さんの記事をどうぞ。 
台湾ラーメンの上に乗っている挽肉の横展開で、台湾カレーなどもあるらしい。次は食べたい。

マッタリーヌがうまい

なんとなく入った喫茶店 ダフネコーヒーにあった

 「マッタリーヌ」だ。まったりをフランス語読みしたような名前で「プチ」と「ミニ」の区別も付きにくい。注文したときにマッタリーヌだって(笑)という感じだったのは否めない。

そうしたら美味しくてびっくりした

焼いたデニッシュにソフトクリーム(これがうまい)とメープルシロップだ。
マッタリーヌという名前でおいしい。名古屋はさんざん語られたのにまだ見つかる底知れなさよ。


自由に散歩したい

散歩が好きだが、なるべく違う道を場所を歩きたいと思っている。
だから家の近所でもどんどん歩いてしまって途方に暮れて自転車を借りて帰ってきたりする。電車で帰ってくることもある。

新幹線に乗っていく散歩は自由散歩にちょうどいい。名古屋はなんとなく入った喫茶店にマッタリーヌとかが現れるので無計画な散歩にも応えてくれる。

今回私が見つけたものが、名古屋全体に言えることなのか、たまたまおかしなものを見つけただけなのかは9月のイベントで答え合わせをするのでまた報告します(覚えてたら)

リニアのグッズももうあったよ!(オミャーゲ名古屋というお店です)

 

本文中で紹介した富士山すべり台の本

名古屋の富士山すべり台 (爽BOOKS)

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