最近インパクトのでかいポテトチップスを発見した。
エストニアの食品メーカー・バルスナックが販売している「グランドポテトチップス」という商品で、どこがインパクト大かというと、とにかく長い。
わたしたちが普段食べているポテトチップスは大体直径6cmなのに対して、グランドポテトチップスは17cmもあるそうだ。長過ぎやしないか。
知人に教えてもらい、実際に食べてみたくなったわたしは、販売していると情報を得た酒のやまやを訪れた。しかし、他のポテトチップスが並ぶおつまみコーナーには見当たらず、店員さんに聞いたところ、やまやでの販売は残念ながらとりやめてしまったそうだ。
かわりにつぶグミを買うという、とてもやまやらしくない買い物をして帰ってきた。
思っていた場所で手に入らないとますます欲しくなる。
さらに調べると、ヨドバシ・ドット・コムで売られていて、ヨドバシの手広さに感服した。
一般的なポテトチップスよりあきらかに長いため、配送時割れてその良さが失われてしまわないかと心配したが、丁寧な梱包で、無事わたしの住む静岡県まで届けてくれた。
長さが17cmもあると、配送時のリスクも格別。ドキドキしながら待てるのも魅力のひとつだ。
今回わたしが買ったグランドポテトチップスは、シーソルトとサワークリーム&オニオン。このほかにチーズ&オニオンという味もあるようだ。
早速開封してみたところ、ウワサに聞いていた通り、長いポテトチップスがで〜んと登場。
1枚持ってみるとバインとしなり、その長さを実感した。
海外のお菓子はポテトチップスに限らず味が濃いイメージがある。
しかしこのグランドポテトチップスは、一口食べてあらびっくり、全然濃過ぎず、ちょうどいい塩梅の味だった。
シーソルトはまさに“うすしお”、サワークリーム&オニオンはさすがにガツンとくるだろうと思い食べてみたら、こちらも予想外の優しい味だった。
興味本位で食べてここまでおいしいものに出会うと、逆に戸惑う。あまのじゃく!
せっかくなので1枚食べ切るのにどれくらいかかるのか、時間を計ってみた。
一般的なポテトチップスは一口で食べてしまうので1秒といったところだが、 グランドポテトチップスは合計10口で1分かかった。
1枚で1分も楽しめるなんて、お得感満載である。
見た目に惹かれ食べたエストニアのポテトチップス・グランドポテトチップスは、ただただ長いだけじゃなく、うまさも格別だった。
長いだけじゃなくうまい、 しかも長いから、うまい時間も長い…最高のポテトチップスに出会うことができ、うれしかった。