厚みがデジタルで現れる

デジタルでノギスである。その言葉のアンマッチさがすばらしい。「環境ホルモン」みたいだ。無骨な工具に唐突に液晶がついているのも松本零士が描くメカみたいでかっこいい。

なるほどねー。となにがなるほどなのか分からないがとりあえず数をこなせばなにか見えてくるかもしれない。
手当たりしだいに厚みを測る
家と近所でいろいろ測ってみた。こんなに厚みを意識して暮らしたのははじめてである。
















(デジタルノギスの誤差があるので正確な数字ではありません)
おかね<まんが<枯れ葉
そんな秘密がわかった。厚みで価値が決まる世界(厚み本位制)がやってきたとしたら僕はかなり目利きの部類にはいるだろう。
同じコンビニ袋でも厚みが違うのだ。ディスカウントストアのは薄いし、酒屋のは厚い。測っていると手で触ったときに大体の数字がわかるようになってくる。
測ることで勘が冴える。不思議な感覚である。
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