デジタルリマスター 2024年5月15日

皇帝ペンギンがそんなに偉いのか(デジタルリマスター)

『皇帝ペンギン』という映画を観た。南極で暮らす野生のペンギン達の生態をとらえたドキュメンタリーだ。愛くるしいペンギンたちが厳しい大自然の中でたくましく生きる姿に、思わず「かわいいのに偉い!」と尊敬の念を抱いてしまった。同じ映画を見た他の人も、きっとそう思うに違いない。しかし、まてよ。皇帝ペンギンがそんなに偉いのか?ペンギンがやることくらい、我々サラリーマンにもできるのではないか?

ということで、今回はサラリーマンをペンギンに見立て、映画のなかでも大変そうだった「卵の受け渡し」を再現することで、その偉さを検証してみることにしよう。

2006年9月に掲載された記事を、AIにより画像を拡大して加筆修正のうえ再掲載しました。

ざんはわ編集部に所属するざんぎょう(写真右:石川大樹)とはわい(同左:大北栄人)は、ともに1980年生まれ。石川は岐阜、大北は大阪出身。基本的に原稿は2人で作っているが、倍早いかと思ったら倍遅い。

前の記事:子供の特徴を思い出す(デジタルリマスター)


サラリーマンでペンギン再現

皇帝ペンギン(サラリーマン)は、産卵の時期になると大移動を開始する。群れを作り、外敵(上司)の少ない営巣地へ向かうのだ。道中は南極付近であるから気温も大変低く、餌も少ない。群れからはぐれてしまってはのたれ死にしてしまうのだ。

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あ、部署が変わったので新しい名刺になったんですねー。
いったん広告です

ペンギン(サラリーマン)登場

オスとメス、駅前にて待ち合わせる。

サラリーマンにもオスとメスがある。一般に、腰が低い方がメスだといわれている。

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ブリザード(この日は小雨)が吹き荒れる。

 

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産卵のことで頭がいっぱいだ。

 

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この時点ですでに息絶えてしまった仲間(同僚)も。

 

皇帝ペンギンの大移動は実際には5月ごろ行われる。5月とはいえ、南極であるからすんごい真冬。零下60℃、風速50mのブリザードなどざらだ。常に死と隣り合わせの、厳しい旅が続く。

 

 

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この辺りでいいのではないか。

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