特集 2025年1月20日

服を染めるとうれしい

好きなバンドのTシャツを買ったが着にくい色だった、気に入ってはいているパンツの色が落ちてきてしまった…そういうときの2大解決方法は「染める」か「捨てる」だ。

極端なことを言ってしまった。

どちらも捨てたくはないので、まずは染めてみよう。

1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー)

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Tシャツを染める

これが着にくい色のTシャツである。
情報が多いと思うので事前に説明すると、TOXIC HOLOCAUSTというバンドのHELL ON EATHというアルバムを日本語訳したものと思われる。3月に来るからみんな行こう。

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印象的なドラえもんブルー。

鮮やかな色のTシャツを着慣れていないのでどうしていいかわからないし、着たら影で「ベツえもん」と呼ばれる圧倒的な自信がある。

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ベツえもん。

これが少しくすんだ色になったら圧倒的に着やすくなると思うのだ。
例えば、ベージュっぽい色で染めたらモスグリーンになるのでは。
 

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デザートダストという色を買ってみたのだが、染料のパッケージを撮り忘れていたよ。
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ポリバケツも染まってしまうらしいのでビニールをかけた。
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80度以上のお湯6リットルが必要らしい。これがちょっと面倒。
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染料をお湯にとかしたら、泥の色になった。
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そのままだとドラえもん、染めたらドロえもんだなと思いながらTシャツを入れる。

混ぜたり放置したりで40〜50分ほど染料につけたあと、じゅうぶんに水洗いをして乾かせばできあがり。

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思ったより泥の色にならず控えめなくすみ具合。
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ちょっとくすんだ、くらいの変化。

意外と染まらなかったなと思ったが、濃く染まりすぎたら黒のプリント部分が見えにくくなったかもしれない。
もっと変化がほしかったらまた染め直せばいいのだ。

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次はパンツだ

次は洗っているうちに色あせてしまったパンツをどうにかしたい。

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豹柄か蛇柄のパンツ。
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これは豹柄の蛇。
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買ったときは全体的にこげ茶っぽかった。

こげ茶っぽい色のパンツだったのだが、いつの間にか裏返しにしたかのような色になっていた。
安物だがはきやすいので、染めてもう少し延命できたらうれしい。

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今回は30度くらいのぬるま湯で染まる染料にした。熱湯6リットル用意するのは面倒だったから。
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これはポリバケツを染めなさそうだったので直に入れる。

違う染料を使ったが手順はだいたい同じで、じゅうぶんな時間をおいたら水洗いして乾かすだけである。

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染めている途中、色が濃いので一色になってしまうかと思ったが、大丈夫だった。
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いい感じの茶色になったと思う。
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合わせて着てみたよ。

捨てなくてすんでうれしい!

記事で使用しているのはこれ

浸け染め染料 あらゆる繊維用 コールダイオール 20g ブロン

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