ドローンショーの次はゴーストショー
ドローンショーでも見に来た人はスマホで写真を撮るのでゴーストショーでもいい。
下のほうで僕がLEDを貼り付けたダンボールを持って右往左往しているショーだ。超低予算でエコなので今すごくいける気がしている。
心配なのは新しいiPhoneがゴーストを解決してたらどうしようということだけだ。
iPhoneのカメラは夜、LEDなど明るいものを撮ると余計な光が映る。
ゴーストと呼ばれている現象だ。
これを利用して夜空に自分の名前を描いた。
ゴーストとは暗いところでネオンなどを撮ったときに、意図してないところに出る光の反射のことだ。iPhoneは数世代前から出るようになった。
iPhoneのような狭いところに無理してレンズを入れているせいか、レンズのなかで光があっちゃこっちゃに反射しているようだ。
でも逆に考えたら、これを利用して夜空に模様を描くことができるんじゃないだろうか?
今回はうまくいったので引っ張らずにできた写真から見ていただこう。
まるで流行りのドローンショーだ。夜空に輝く自分の名前、思った以上に満足感がある。
写真を撮りながらゲラゲラ笑ってしまった。おれだ。
おごれる平家は月の満ち欠けを変えると言ったが、おごれる林は名前描いちゃうもんね。
ただこの写真は下のほうをトリミングしてある。
僕が持っているのはLEDを「林」の形に貼り付けたダンボールだ。
手に持っているのはiHerbのダンボールの切れ端にテープLEDを貼ったものだ。
これを持って写真を撮ると、離れたところにゴーストが現れる。
↑動画にも映る
撮影のポイントとしては
・文字は逆向きに持つ
・白いLEDがゴーストがよく出る(白色のLEDでもゴーストは緑)
・iPhoneはAE/AFロックして明るめに撮るとゴーストもくっきりする
・三脚を使う
・虫に刺されないように虫除けを持っていく
などである。改めて書くほどのポイントはないので後半にどうでもいいことを入れて水増しした。
林のほかに顔も作った。
もちろんこれもトリミングしてあって、実際の写真は下のほうに輝くトホホ顔がある。
眉毛と口を動くようにしたので夜空でパクパクできる。
夜空で落書きみたいな顔を動かすのは、パラパラまんがのようなプリミティブな感動がある。
テープLEDを眉と口の部分に貼り、その部分を動かせるようにした。テープLEDには裏に両面テープがついているのでダンボールへの貼り付けは寝ててもできる。
あっさりできたように書いているが、実は1年前にやろうとして失敗している。
そのときは口の周りに直接LEDを貼り、口の動きをそのままゴーストにしようとしていた。
顔に直接LEDを貼るバージョンは、LEDの熱と眩しさに危険を感じたので断念した。うっすら出ているゴーストも不気味だし。
「ゴーストマン」というタイトルまで考えていたが、自らが変身することを諦めてダンボールにしたら急にうまくいった。
ここから導かれることは特にないが、テープLEDを直接身体に貼るのはやめたほうがいいよ、ということだ。
ドローンショーでも見に来た人はスマホで写真を撮るのでゴーストショーでもいい。
下のほうで僕がLEDを貼り付けたダンボールを持って右往左往しているショーだ。超低予算でエコなので今すごくいける気がしている。
心配なのは新しいiPhoneがゴーストを解決してたらどうしようということだけだ。
このテープLED、曲げて貼れるのでめっちゃ便利ですよ。買い占めたいぐらい。
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