おなじみのロゴ

改めてまじまじと見ると、コック帽で片目が隠れて蝶ネクタイをしたヒゲのおじさんだ。
こんなに長いことロゴマークなのに、とくにグッズも作られずキャラクターにもならず、ずっと「Mister Donut」の文字の横にいたのだ。
ポンデライオンの役割は、本当はこのおじさんのやつじゃないのか。

そしてミスター・ドーナツと横に書いてあるからにはこの人が「ミスター・ドーナツ」なんだろう。
我々はミスドなどとキムタク方式で呼んでいるが、ドーナツさん、あるいはドーナツ氏と呼ぶべきなのではないか。
それともあれか、ミスタースワローズみたいな感じでドーナツを代表する人としてのミスター呼ばわりなのか。だったら…どう呼んだらいいんだろう、ミスターさん?
ひとまずドーナツ氏と呼ぶことにしよう。
で、このドーナツ氏は簡略化されすぎていてよくわからない部分があるのでちょっと分析してみたい。


ドーナツ氏、だいぶ不穏である。
帽子はどうしてそんなにぶかぶかなんだろう。
風雲急を告げる
ところが、ふと店のカウンターの上部にあるロゴを見たら、


ドーナツ氏の顔がドーナツに付け替えられていた。
いや、まあ「ミスター・ドーナツ」としてはある意味正しい気はするし、どうでもいいと言われればそんな気もするが、若干の気の毒さはある。


もう、一体なんなんだドーナツ氏…と思ってとうとう調べてみたら、ロゴの横にいるおじさんはミスタードーナツの創業者ハリー・ウィノカーさんのシェフ姿をモチーフにしたものらしい。
ロゴは簡略化されすぎていてウィノカーさんに似ているかどうかわからない。
画像検索で出てきたウィノカーさんはコック姿でもなかったし。
ただ、アメリカからやってきたヒゲのおじさん印の飲食店として、カーネルサンダースと明確に違ったデザインになってるのはおもしろいな。