ちょっと聞いてよ 2023年9月11日

ドラマチックアナログタイトラー

古いドラマや映画のタイトルの登場の仕方が好きだ。

重厚感があっていい。

あれをアナログで再現する装置を作った。

1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。
編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー)

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> 個人サイト webやぎの目

これをアナログで再現したい

元ネタのタイトルの出かたとはこのようなものである。

むかしのNHKのドラマのイメージである。

筆文字タイトルが起き上がってくるのだ。最近の作品はよく知らないが、80年代ブームなので次のアナ雪もこんなタイトルになっている可能性もなくはない。

さて、このドラマチックさをアナログで再現する装置がこれだ。

アクリル板2枚のあいだに蝶番をはりつけた。

上の板をスライドさせると
蝶番が起き上がる

透明なアクリルを使ったのは撮影したときに見えないようにする配慮である。
だが、このあとの写真を見て分かる通り、我々は鳥や魚ではないので透明でもしっかり見える。

そもそもサンプルの動画が動画編集ソフトで作れているからアナログにする必要がないと思わなくもないが、サイトのコンセプトを揺るがす問いなので思わなかったことにする。

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なんでもドラマチックにしてやっからよ

さて、これに文字を貼り付ければコインランドリーもドラマチックである。

思った以上に劇的になった。続けるともっと劇的だ。

この動画で言いたいことは、このコインランドリーでは靴の洗濯もできて200円だということだ。ただ、あまりきれいになってないような気がする。

このドラマチックアナログタイトラー(そう名付けました)があれば近所だってドラマチックだ。

今年、植え込みをドラマチックに撮る大会が開催されたら僕は世田谷代表に選ばれる自信がある。

ドラマチックの横

ちなみにこの写真を撮っているときはこのようになっている。

楽しそうだな

このときは新宿で撮ったので当然文字はこれだ。コンクリートジャングルだ。


2行にしたためにフラフラしている。同時にそれはコンクリートジャングルでの人間性のゆらぎを表している。

僕はこういう適当な文章を何も考えないで脊髄で書くことができるのが自慢だ。

最後にドラマチック6連発で終わりとしたい。

最初のオレンジ色のきのこは毒っぽいからスリルにした。

ではまた次のドラマチックで!

See you next Dramatic!

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