特集 2023年8月2日

途中で談合坂サービスエリアに寄る登山

百蔵山、扇山を越えていく

今日のゴールはコモアしおつであり、道中にある談合坂サービスエリアも目的地の一つです。登山の末に談合坂に行くには百蔵山と扇山を登らないと行けません。

四方津駅(談合坂に近い駅)からスタートすれば談合坂SAにはすぐ着くけど、それなりに登山してから行くことを目的としているのでこうなりました。

さぁ、楽しく無駄に登って歩いていきましょう。(駅から無駄に歩いてる時点でお気づきと思いますが、僕は歩くのが好きです)

登山道すぐの水場。ここまででだいぶ汗をかいたので、頭から水を被った。

登山中に撮れる写真は9割が地味です。特に、こういう低山の道中は地味にならざる得ません。一部、展望台として木が切られている場所以外は森の中で、眺望も無いからです。

登山口から標高200mを登って展望台に着きました。ご褒美!

数少ない映えスポット。猿橋の街が一望できる展望台。
富士山が見えた。きっと多くの人が登っているのだろう。

森林限界(高い木が生えなくなる標高)未満の低山では眺望が良い場所は限られていて、だいたいは下の写真の様な感じです。木に囲まれていて眺望はありません。

でも眺望が無い代わりに陽の光が遮られて涼しい。

ももクラさんに着いた

黙々と登って百蔵山(ももくらさん)に着きました。

出発から2時間くらいで到着。まぁまぁ良いペース。

名前の響きがももクロに似てるので、ファンの人は登ったらいいんじゃないかと思います。

と、軽い冗談のつもりで書いて、「まさかね」と思いつつ検索したら、過去に「ももくら」と「ももクロ」が似ているという理由で、「ももクロ春の一大事2018」の開催地として大月市が立候補したことがあったという。産経新聞のニュースはこちら 

お、おう…。

(なお、このイベントは滋賀県の東近江市で開催されたようです)

広くて平らでベンチやテーブルがある、良い山頂です。

百蔵山の標高は1003mなので、スタートの猿橋駅より670mくらい高い場所になります。標高が100m上がると気温が0.6℃下がると言われているので、駅より4℃くらい低いことになります。

…まだ暑いけどね。それでも、山頂や稜線(尾根)は時折涼しい風が抜けるので下界よりは圧倒的に快適です。

日陰はわりと快適です。
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扇山に向かって下る

一つの山頂(ピーク)に登って、そのまま下山せずに次の山を目指すスタイルを「縦走」と言います。今回は縦走スタイルなので、次の扇山を目指します。扇山の標高は1138m。今いるのは1003mの百蔵山なので135m登れば着くと思ったら大間違い。山頂から山頂へ行くとき、大抵は一旦下ります。

グラフで見るとこんな具合。

理不尽!と思いながら下って、また登るのが縦走。

ここでは、大雑把に言えば、250m下って300m登ります。そして下った先でも20~30mくらいのアップダウンが何度かあります。地味にツラい。どうせ登るのに!と思いながら、なかなかの急斜面を下って登り返しました。

全体的には森林歩きで気持ちいいんですけどね。

 風景としては、地味極まりないので写真はあまりありません。

地味だけど、ちゃんと登山道を見てないとあっという間に道から外れてしまうのでボーッと歩いていてはいけません。
ひたすら歩いて登って下って登って、2時間後に扇山に着きました。

そんなこんなで扇山。10時半にももクロを出て、12時半に扇山に着きました。男性が二人、日陰で休憩していました。

今日、登山口以降で初めて人間を見た。中高年男性二人。

扇山の山頂は開けていて、あまり日陰もないので休憩は涼しいところですることにして、写真だけ撮ってスルーしました。長くはおれぬ暑さです。

先に進むと、道端に銀竜草(ギンリョウソウ)が。今年は他の山でも群生しているのをよく見かけます。条件がいいんですかね。

ユウレウタケとも呼ばれる腐生植物。菌類から栄養を得て成長するため葉緑素を持たないが、分類としては、キク類ツヅジ目ツツジ科になるのらしい。

本日の最高峰である扇山を過ぎたので、あとは基本的に下るだけ(※)。談合坂SAを目指します。

※山登りに慣れている人が言う「下るだけ」は大抵の場合嘘で、大抵は地味な登りがちょいちょい出てきます。

分岐には道標が立っていますが、一応地図やGPSアプリで現在地と進行方向を確認しています。

最後のページに続く。

⏩ ゴール?が見えてきた

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