特集 2025年9月3日

小さい頃みたいにダンボールに入ろう

ダンボールの外に靴だけあると怖い

りば:次は底を組み立てて入りたいです

りばすとさん「底、組み立てていいですか?」わかりました。
組み立てたダンボールにせっせと入るりばすとさん。

りば:あーこれちょっと.....

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りばすと「さっきの方がしっくり来ましたね」

まい:見る側としても「この人なにがしたいんだろう」感が出ましたね

りば:ふた閉めてみようかな

閉めるために体をおりたたむりばすとさん。こっち見ないで欲しい。
ふたが閉まり、ダンボールと靴だけが残された。

まい:靴だけ残ってるの怖すぎる

りば:外がどうなってるのかわからない! もしかしてこっそり帰ってませんか?

少し黙るだけでも不安がられるので、外から「ちゃんといます!」「大丈夫です!」と声をかけ続けた。
もそもそと出てきたりばすとさん「…これはですね」
そうなの!?

りば:せまくて暗いと、怖いです

まい:急に本当の子どもみたいな感想きた

りば:でかい箱に入る方が楽しかったな

ここで選手交代、まいしろのターン。
もぞもぞと入って...
閉めてもらった。
ふたたび靴だけに。

まい:外が見えないから不安になる!

りば:それなんですよね

まい:怖い、これけっこう怖い!

あと断熱力がすごすぎて暑かった。ので速攻で出た。

まい:すごい! 空気がおいしい! 

ダンボール、入るときより出るときの方が楽しい説。
それぞれ体験したところで感想戦に。「世界から切り離された気持ちになる」「声だけが聞こえてくる」のほか、「窓は偉大」という話で盛り上がった。
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ダンボールごしでも「地面の上かどうか」はわかる

りば:最後に、台車にちょっとだけ載ってみましょう

まい:だから台車持ってきてたんだ!

次はどうするんだろうと思っていたら、すでに考えてあったらしい。りばすと「台車のサイズもはかってきたんですよ」用意周到を通り越して怖くなってきた。

まい:りばすとさん、本当に計画的だな

りば:だってサイズが違ってて失敗するとか絶対イヤじゃないですか

準備について褒めるたびに「ここまで来て失敗したらイヤだから」と言われた。失敗に備えて周到に準備をするりばすとさん(左)、常にちょっとぐらい失敗してもいいやと思っているまいしろ(右)の写真。

りば:じゃあ入りますね

段ボールを置いた台車に座ります。

まい:どうですか?

りば:すごい!ダンボールごしなのに「地面じゃない」ってわかります!

りばすと「人間ってそういう違いわかるんですね!」想像以上に深い学びを得ている。
ほんのちょっとだけ押してみた。

りば:怖い!怖いです!

まい:全然大丈夫ですよ

りば:怖い! やめよう! 怖い!

押したとき、2センチぐらいダンボールが前に出ていたのが、「体半分くらい落ちてる気持ちになった」らしい。ダンボールは人の感覚を狂わせる。

りば:怖かった。台車持ってこなけりゃよかった

まい:自分の準備へのダメ出しが厳しすぎる

りば:ダンボールに入るまでは楽しかったのに

「怖いですよ」と忠告されながらダンボールに入るまいしろ。
まい「あーいいですねーこれ!目線が高い!」
同じくほんのちょっとだけ押してもらった。
まい「......。」

まい:全然怖くないです

りば:そうなんですか!?

まい「『ん?動いた?』って感じで、怖いとかはないです」

りば:そうなんだ......

まい:ジェットコースターの揺れに近いですね。ものすごく遅いし短いけど

りば:なるほど! それでわかりました!

「僕、ジェットコースターだめなんですよ」なんで台車に乗ろうと思ったんだろう。

りばすとさんは台車を持ってきたことを後悔していたが、こちらとしては、ようやく失敗らしい失敗があって安心した。

もっとこういうのお願いします!

※完全に安全な状況・方法で実験しています。台車に人を載せるのは危険行為なので、マネしないようにしましょう

⏩ ダンボール1個分のトンネルは短すぎる

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