そんな食べ方があるなんて
大好きなアイスのひとつ、クーリッシュ。
さっぱりとしたバニラ味、程よいシャリシャリ感、外でも食べやすいパッケージ。暑い夏に何度もお世話になっている。
そんなクーリッシュの公式アレンジレシピを発見した。まずはこちらを見ていただきたい。
ヨックモック―リッシュ、元祖ニュータンタンメン×クーリッシュ、カレークーリッシュなど、想像を超えるアレンジレシピを公式が発表しているのだ。
調理時間は1~5分と短いものが多く、パンチは効いているのにどれも簡単そうで俄然興味をそそる。
そのまま食べてももちろんおいしいが、アレンジするとどんな世界が見えてくるのだろう。レシピの中でも特に輝いて見えた、カレークーリッシュ、クーリッシュコーヒー、クーリッシュうまい棒の3つを試したい。
勇気がいるカレークーリッシュ
手始めにアレンジレシピの中で一番気になったカレークーリッシュを作る。手始めに作る料理ではなさそうだが、そこをあえていこうと思う。
まずはいつも通り、カレーを作る。
本当に大丈夫かなという不安と、これまで食べたことのない組み合わせを早く試してみたいというワクワク感が入り混じり、いざクーリッシュを絞り出すとなると複雑な気持ちになった。
一口食べてみるとめちゃくちゃクーリッシュの味がした。実際に絞り出したのはわずか2~3秒なのに、少量でもしっかりクーリッシュを感じる。カレーに入れてもこんなに存在感を発揮するなんて、クーリッシュ予想以上に強し。
そしてクーリッシュはバニラ味なのに、なぜかとってもフルーティー。クーリッシュがカレーに入っているフルーツの味を際立たせているのだろうか。
クーリッシュ群に当たるとクーリッシュがカレーに勝つので、よく混ぜて食べた方がベター。ただし、一度混ぜると全カレーがクーリッシュ入りのカレーになるので、混ぜ始めは勇気がいる。
甘さやクリーミーさに加えてフルーツもより感じられる、不思議なカレーになった。
甘そうで甘くないクーリッシュコーヒー
続いてはクーリッシュコーヒーだ。
今回試すレシピの中では比較的穏やかな部類だが、公式の写真を見るとペットボトルコーヒーにクーリッシュがズボッと差し込まれていて、なかなかインパクトの強い絵面になっている。
たくさん入れてもコーヒーにどんどん溶けていくので入れ過ぎてしまいそうだが、公式には「たっぷり入れるのがおすすめ!」と書いてあるので気にせずどんどん入れていく。
まさかクラフトボス側も、クーリッシュを入れられるとは思ってもみなかっただろう。
クーリッシュをパッケージの半分くらい入れたのでさぞ甘いコーヒーになっただろうと思いきや…全然甘くない!
ブラックに比べミルク感は足されたが、想定外の味で思わず「え?なんで?」とコーヒーに尋ねてしまった。
これはこれで、さっぱりとした飲みやすいコーヒーだ。クーリッシュのおかげで冷たさもアップしてるし、暑い夏にガブガブ飲めそう。
しかしカレーではあんなに存在感を発揮をしていたのに、コーヒーを相手にしたら急に静かになってしまったクーリッシュ。
「たっぷり入れるのがおすすめ!」の理由はここだったのか、と飲み終えてから気がついた。
簡単そうで難易度高め!クーリッシュうまい棒
そして誰もが気になるであろう、クーリッシュうまい棒の出番だ。
レシピといっても、ただ単純にうまい棒にクーリッシュを詰めるだけで完成である。
こんなの楽勝!そう思っていた。いざそれを作り始めるまでは。
早速うまい棒を袋から出し、クーリッシュを詰めていこうとしたら…
思ってたのと違う。クーリッシュはやわらかくしてあるし、穴も開いていてスルスル入っていきそうなんだが…
これではまずいと思いレシピを再度確認したところ、「ノズルと穴をぴったりくっつけるのがコツ!」とのこと。公式のアドバイスを元にくっつけてみたら、少しずつ入るようになった。
うまい棒の穴の方がクーリッシュのノズルより小さいので、うまい棒を若干削るくらいの勢いでグググッと押しつけた方がうまく入る。
単純な見た目とは裏腹になかなか難易度の高いレシピだ。勉強になります。
同じ作業を残りの2本にも行い、クーリッシュうまい棒の完成!
いつもは軽いうまい棒がこの日は持った瞬間ずっしりしており、食べる前からクーリッシュを感じた。そしてちょっとしっとりしている。
肝心のお味は、めんたい味とチーズ味はクーリッシュのおかげであまじょっぱいうまい棒に変化していた。うまい棒は味が濃い目のスナック菓子だが、クーリッシュもそれに負けていない。
食べる前はコーンポタージュ味が一番合いそうだと予想していたが、逆にめんたい味などしょっぱさが際立ったうまい棒の方が味が対極にあっておいしかった。
インパクト勝負のレシピかと思っていたら、ちゃんと味が完成されていたクーリッシュうまい棒。疑って申し訳ございませんでした。

