ナギナタナマズのすり身を揚げる
続いてはトッピングの用意。残しておいたナギナタナマズ(今回はウツボ)を小判型に成型して、ターメリック入りの油でじっくりと揚げる。要するにさつま揚げだ。



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麺は手作りに失敗したので市販の米麺を使った
麺はタイ産の米粉を熱湯で練って、手動の押出式製麺機で手作りしてみたが、なかなか長い麺にならないし、市販のほうが逆に本場っぽいかなと、ミャンマー食材店のおススメを使うことにした。





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これが俺のモヒンガーだ!
麺とスープを皿に盛り、茹で卵、ライム、パクチー、揚げたニンニクと豆、ウツボのさつま揚げを豪華にトッピングしたら、俺のモヒンガーの完成だ。
本当はもう少し小振りの深い丼に盛るのだと思う。欲張ったらカレーライスみたいなってしまった。

こうして自分で作って食べてみると、スープのトロミが炒った小麦粉や魚のゼラチン質であるとか、コクの深さは二種類の魚と茹で卵から来ているとか、レモングラスやターメリックの重要性とかが理解できる。食べることでわかる調理工程の複線回収。
モヒンガーはナマズという食材にインパクトがあるので、どうしてもそっちに目を奪われるが、本当に注目すべきはそこではなく手間と工夫なのだと思う。おそらくタラやタイなどの白身魚でもおいしいはずだ。

一部の材料をローカライズしたものの、手作りのモヒンガーはおいしかった。次回は国内で増えまくっているアメリカナマズが釣れた時にでも、また作ってみようと思う。